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玉肌日記

2008年02月05日 | 玉肌日記
【毒沢温泉(長野/下諏訪)】
そのネーミングが印象的な毒沢温泉へ。あまりにも効能があるので、信玄の隠し湯として”毒”という名前をつけて人が寄らないようにしたとも言われる。この付近にはいくつか温泉宿があるも、急坂を登りきった、その”とどのつまり”の神乃湯を訪問。極寒の季節であったものの、雪はなく、ノーマルタイヤの車で登って行ったが、そこは気温2.5℃。早速温泉に入るも、ここは”温泉”とは名前がついているものの、実は鉱泉で、その水温は2℃(気温2℃時)と非常に冷たい。これを湧かして供しているのだが、特徴的なのはその色。完全なる黄土色であって、鉄鉱泉かと思うが、思ったほど鉄感はなく、内容は”含鉄-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉)”とのこと。アルミが含有しているのがなんだか気になるが、源泉の冷泉と、その沸かし湯、という2つの浴槽があるスタイルは鉱泉的。沸かし湯なので入ってみると温度は適温。これまで冷えていた体がジンジン暖まってくるのが分かるが、なかなか素晴らしい湯と思料。pH2.5とのことで、沸かし湯を舐めてみるとあまり無味で鉄臭もせず。その後、この沸かし湯が循環であることを発見して舐めたことを後悔するも、飲用の源泉はやや渋みのあるレモン味で、なかなか美味。循環風呂では源泉の新鮮味も相当減退してしまっているとみて、勇気を出して誰も入っていない源泉(冷泉)へ入ることを決意するが、「心臓の弱い方はご遠慮ください」等の多くのディスクレーマーを見遣りながら徐々に身を沈めるも、当然ながら非常に冷たい。半端ではない冷たさに、肩まで浸かって10秒程度で即退出し、その源泉を流さぬようにそのまま体を拭いて上がることに。冷泉に入った時は死ぬかを思うも、なかなかサッパリとした浴後感で、開いた毛穴に源泉がしみ込んだのか、なんだか酸っぱい臭い(幻臭?)も。非常に素晴らしく、宿泊も良いが、やや宗教的なのが気掛り。ロビーには大きな祭壇があるし、入浴前には参拝し、入浴後にも参拝するという入浴法(強制ではなく、webでは...)もあり、やや気が引けるが、その手に興味ある人にはよろしいかも。(同温泉webページ
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