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玉肌日記

2007年10月09日 | 玉肌日記
【中山平温泉(宮城県)】
こけし、で有名な鳴子温泉の隣にある中山平にある温泉。この付近の温泉は”うなぎ湯”として有名であり、その入浴感が”うなぎ”のよう、つまり、ぬるぬるとした感触がするということなのだが、一方で美肌の湯ということで、アンチエイジングは一流の男の嗜み(笑)ということで、早速訪問。その訪問前に鳴子温泉街をぐるりと見学したが、かなり寂れた温泉街という感じで、かの鳴子でもこういう感じか、と昔に流行した一大温泉街はこうも廃れ、逆に秘湯系や貸し切り風呂系のこじゃれた温泉に客足を盗られていることがあまりにも明白で愕然。で、本題のうなぎ湯だが、その言葉に違わぬほどにヌルヌルしており、事前にそのような情報を得て、これを求めていくのでなければちょっとキツいか、と思わせる程度にヌルヌル。基本的にヌルヌルというのは人間生理としてあまり受け入れられない感覚と思料するが、予想外のヌルヌルさに驚愕。成分をみるに、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩?硫酸塩泉ということだが、色はやや緑がかった葛湯のようであり、見た目にもトロミがあるのが分かる。トロミがあるせいか、温度も温めであり、41℃とのことながら、体感的にはかなり温く(40℃割れの印象)感じ、長湯ができそうな案配。宣伝文句にもあったが、化粧水や美容液に浸かっている印象とのことで、そのようなものは実際に使用したことがないので男性には実感として不明ながらも、入浴時にヌルヌル、浴後にはスベスベというのがそのようなことを言うのであろうと想像。保湿感もあって、これまでに温泉三昧で体表面の脂分が抜け落ちてしまった身としては、ここでケア。また、女性客が多く、”美容液に浸っているみたい”というようなコピーが彼女らのハートを鷲掴みにしているのだろう。ただし、その性質がヌルヌルであることから、浴室だけでなく、浴槽付近までヌルヌルであり、正直あまり気持ちのよいものではない。また、これが原因でよく滑ることから、気をつけていても危険きわまりないが、今後、日本が迎える高齢化社会において、このような危険をはらんだ温泉がどうなるか、ちょっと気になってしまうぐらいにヌルヌル。
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