席へ戻ると、そろそろお色直しで退席していた新郎新婦の再入場。この時、遠藤さんによるピアノソロのBGMで入場となるのだが、その演奏について、一曲目は聴いたことがあるも、不覚にも曲名は失念。二曲目はパットメセニーの”Letter from Home”、三曲目はyebisの”小石川の夜”(笑)であった。三曲目を聴いた時には酔いが覚める(好都合！)。田村さんから「これ誰の曲？」という御下問に「yebisでの遠藤さんのオリジナルです」と回答。演奏後に司会の方が我々のテーブルに来て遠藤さんに同様の質問をしていたが、「(曲名は)”小石川の夜”です、演歌じゃありません(笑)」と回答していたのが印象的であった。徐々に演奏の時間が近づいてきており、緊張の高まる中、自制を失していたかと思っていたリーダーが水を2人前注文、これを飲んで酔いを覚ませとのご配慮に敬服。ちなみに府川さんはN社関連のテーブルに座っており、大学時代のバンド関連テーブルとは違う席だったので、様子は伺い知れず。ただ、酩酊する2人を心配そうに見遣る目線に何度か目が合う。水を飲んだ後、再びトイレへ向かうも赤ら顔の状況は何ら改善せず。講じる策のない無力感に打ちひしがれつつ、本番は刻々と近づく。
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