Side Steps' Today

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レコーディング日記(15)

2005年06月06日 | SideSteps
20時30分。本日最後のレコーディング、曲は「Parallel Reality」(田村さんの新曲で初演奏は仙台定禅寺JFだったことから”仙台の昼下がり”という仮題でもあった曲)。ここまでの経験則で1曲には凡そ2時間半を所要することが判明し、これにて本日のレコーディングは終了することとする。今日録音した3曲は家に持ち帰って聴き直し、翌日の修正に臨むが、このままでいけば本日の帰宅は深夜、いつ聴く暇があるのか、とも思うが、やむを得ない。ただ、明日に関してはドラムを中心とするセッティング/サウンドチェックに時間は不要であり、撤収の時間を30分程度考慮すればよいので、フルにレコーディングに充てられるのが心の支え。ドラムソロがあることから、この部分が難航するも、ドラムに限らずソロは”その場のノリ”で演奏しており、アウトラインはあるものの1音1音譜面にしてそれに忠実に演奏しているわけではないので、数テイクを取って最良のものを選択するという作業となる。この場合、ドラムの府川さんだけがスタジオ内に残り、他の3人はコントロールルーム内で腕組みでもして演奏を窓越しに見つめる(我々内ではこれを「居残り」と呼んでいたが)といった具合なのだが、この状況がますます事態を煮詰まらせる。なお、スタジオ内はドラムだけというのに結構なる熱気で演奏中以外はクーラーを全開にし、演奏中はマイクへの吹きを考慮して止めるのだが、このON/OFF作業をすることに加え、居残りにて孤独、という状況を打破するためにも、付き添い(岩井)が付く。演奏中はこっちもヘッドフォンをしていて演奏しているので感じないのだが、ドラムだけで聞くと相当な音量。ソロだからパワーが入っているのか、本日最後なので残る力を振り絞っているのか...。
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