Side Steps' Today

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レコーディング日記(3)

2005年05月11日 | SideSteps
4月9日(土曜)
今週は3月以来、週末に練習のない週。この期を利用して、レコーダーを購入することに。レコーダーについては、コルグのD1600mk2というのを検討していたが、田村さんより「岩井、他を含めてスペック等を調べておいて」とのご指令。週中にweb等の情報を見漁るに、コルグもさることながら、値段面、性能面を含めてFOSTEXのFV160EXという機種も良いのではないか、と思い、メールでメンバーに報告。結局これにて決定し、最安値提示のサウンドライク(渋谷)にて購入。しかし、「OUT-AND-OUT」を製作した数年前と比較すると、この種のレコーダーが大きく発展し、さらには成熟・飽和状態を迎えてしまったのを強く感ずる。今回は基本的にはProToolsで録音/編集することとし、持ち帰って自宅で録音するためのツールとしてのレコーダーという位置づけであることから、基本性能の良さを最優先として、編集機能やミックスのためのツール(エフェクト等)は不要と考えていたことから、このレコーダーの選択に至ったが、レコーダーも用途別に細分化してきた印象を受ける。FOSTEXのFV160EXに決定したのは単なるメール上の議論なるも、購入に至る問題点は 1)同時録音トラック数、2)ヴァーチャルトラック(とローランドが呼称するもの)の有無、3)A/D、D/Aコンバータの性能、にあったものの、1)8トラ同時録音(アナログ)、デジ+アナ併用の16トラ同時録音、2)16トラ+8アディショナルというのが、これを意味するのか?(そもそも最近のPCにおけるHDRソフトにヴァーチャルトラックという概念はあまりない)、3)FoxtexがA/D...20bit64倍オーバーサンプリング、デルタシグマ変調方式、D/A...24bit128倍オーバーサンプリング、デルタシグマ変調方式とあるのに対し、コルグは同時再生16トラック/同時録音8トラック@16bit、同時再生8トラック/同時録音4トラック@24bitとあり、これは素直に読めば24bitにすると8トラ?(ちょっと、広告的に問題があるのではないか? おいおい...)という、カタログ以上の情報は何ら得られなかったものの、この諸点を考慮し、決定に至る。
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