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北海道全線阿房列車(3)

2021年05月01日 | 畸観綺譚
北海道全線阿房列車(3)
結果、新千歳を中心とした北海道を反時計回りで一周する格好になる。天候等で運休となり途中リタイアした場合を考慮し、まずは廃線となりそうな路線に乗ることを最優先として主要幹線は後日の訪問時に後回しすることも可能なコース取りになっているが、平均してみれば朝6時には列車に乗り、日没の17時半程度には切り上げるというスケジュールが6日間連続する。観光地などはほぼ見ることがない。また乗り継ぎスケジュールによってランチを取れない日もある。一日12時間も座っていれば発狂する、もしくはフィジカルにお尻が痛くなる可能性は想定されるのだが、一番のリスクとして事前検討すべきはトイレ。数時間乗りっぱなしというケースはザラなのでトイレが一番の問題だが、これは結果として杞憂。さすが北海道の列車は鈍行1両のみの運行であってもトイレ完備! 列車の(単線での)行き違いや接続による時間待ちの数分間を狙って駅トイレに駆け込む、もしくはそれまで我慢で耐え忍ぶ必要は全くない。なお、こちとら、タダでさえ1両編成の中にトイレがあるなど全く予想だにしなかったことから、3日目までその存在に全く気が付かず。なお、北海道でも流石にそのまま排泄物を線路にタレ流しではなく、タンクに貯めている。水洗になっており、流してみるとかつての航空機のトイレでみた青色の水によって洗浄されるのがなんとも懐かしい。さすがJR北海道、トイレはいつも清潔な状態に保たれているので、「近い」方でも安心して列車の旅を続けられる。

【写真】トレイは清潔。ロールぺーパーの末端は三角に折られて清掃後をアッピール。尾籠で恐縮ながら青い水流を撮影。
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