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玉肌日記

2014年04月05日 | 玉肌日記
【伊香保温泉(群馬県渋川市)】
もともと冬は温泉の季節ながらも、使用頻度の少なさから雪用タイヤを持たない当方としては冬は南の温泉か温泉巡礼休業ともなるのだが、今年は年初から豪雪等あり、今年初の温泉が伊香保。伊香保は伊豆の熱海と同様に「いつでもいける温泉」としての位置づけで、優先順位は常に最劣後にあるのだが、5年ぶりに訪問。伊香保といえば石段の周囲に温泉旅館や商店が並ぶ風景が圧倒的に有名だが、温泉もなかなかに侮れず。雰囲気は有馬温泉に似ているが、塩味こそないものの、湯も「金泉」であり、温め(湧水温度は41.5度)かつ薄い鉄サビ色。泉質は含重曹食塩-石膏泉(あえて旧泉質名で記載)で無味無臭。伊香保には小間口権利者組合なるものがあり、権利者は源泉を持ち、分湯しているところもあるようで、こちらの温泉も基本的にはいろいろな源泉の混合泉だが、湯量は豊富で源泉掛け流しとのこと(浴槽の機構的にそれが確認できる様子ではなかったが...)。適度に温めであって、短時間であがるにはちょっと寒いが、長時間の入浴が可能なのが素晴らしい。久々のメジャー温泉で、いかにもという社員旅行(死語!?)風な団体客もあり、まさに「ザ・温泉街」に来た雰囲気満点。