結局はDAWで作りこんでいく宅録的なイメージを廃して、スタジオでの空気感を録るライブな雰囲気というイメージに辿り着いたものと想像するが、井上氏からは再度楽曲を聞いて、アレンジ的なアイデアを提供くださるとのこと。スタジオワークに慣れている井上氏から、当日に劇的なアレンジ変更があり、それを四苦八苦しながら録音することを一時は想像していたが、そのような過大なる要求は通常のプロのスタジオミュージシャンに対してもなされないとのこと(そりゃそうか...)で、まずは我々も一安心(苦笑。ついては、楽曲2曲分について、譜面と音源を渡すこととするが、伊東氏のオーケストラスコアのような緻密な譜面を見て井上氏は驚愕するとともに「面白い!」を連呼し、苦笑していたのが非常に印象的。
【写真】そのスコアを提示し、進行や拍子(当然のことながら異常なまでに変拍子を多用)を井上氏に説明。横ではアシスタント氏やスタジオでのオペレータ氏も譜面を凝視。譜面という共通言語ながら、譜割や音符の書き方は見慣れたイディオムのようで、井上氏には伊東氏流音符の書き方(特にシンコペーション部)は見慣れなかった模様。
【写真】そのスコアを提示し、進行や拍子(当然のことながら異常なまでに変拍子を多用)を井上氏に説明。横ではアシスタント氏やスタジオでのオペレータ氏も譜面を凝視。譜面という共通言語ながら、譜割や音符の書き方は見慣れたイディオムのようで、井上氏には伊東氏流音符の書き方(特にシンコペーション部)は見慣れなかった模様。