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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2022/4/15(No.1174)
‥‥‥†‥‥‥‥
聖金曜日(ヨハネ18:1-19:42)
和解のためにイエスは十字架を取られた
‥‥‥†‥‥‥‥
聖木曜日、イエスはイスカリオテのユダにも、和解への道を示そうとされました。聖金曜日、ご自身を犠牲にして、罪の責任を負わなくて済む方法を探っていた残酷な宗教指導者たちにも和解の道を残してくださいました。
十字架上の死をもってしても指導者たちは和解に応じなかったのですが、唯一「イスラエルの教師」とイエスから呼ばれたニコデモは、アリマタヤ出身のヨセフとともにイエスの遺体をユダヤ人の習慣に従って埋葬してくれました。ニコデモはイエスのうちに光を見いだし、初めてイエスを訪ねたときから光に照らされて生きていたのです。
さて「ヨハネによる主イエス・キリストの受難」の朗読全体を見渡したとき、「働きかけるイエスの姿」が受難の主日の朗読よりも強調されているのに気づきます。兵士たちと下役がイエスを捕らえようと近づいてきたとき、イエスは声をかけました。「だれを捜しているのか。」
イエスを兵士たち下役たちから守ろうと大祭司の手下に打ってかかったペトロにも声をかけました。大祭司カイアファのぶしつけな質問にもていねいに答弁します。ピラトにも、問いかけの何倍もの返事をしています。
裁判が終わって十字架のもとでも、母マリア、愛する弟子に声をかけます。これらはすべて、和解のための働きかけとなったのです。イエスをあからさまに拒む人にも、怖くてイエスの弟子であることを公にできない人にも、泣きながらイエスに従う人にも、和解のためにイエスの働きが必要です。ご自分の人としての最後の時間をすべて使って、和解の手を差し伸べてくださったのです。
「和解の手を差し伸べるイエス」は、最後に十字架にはりつけにされました。実際にそうだったかは別として、手のひらに釘を打たれた姿は、「和解の手」「差し伸べられた手」が、今も私たちのために開かれているからでしょう。
この釘打たれ、開かれたままの手を見て、ここに集まった私たちは何を考えるでしょうか。中田神父は、「差し伸べた私の手を取り、和解に応じて欲しい」と願っているように思えます。血まみれになって和解の手を差し伸べてくださる主に比べると、自分はなぜ血まみれになろうとしないのか。恥ずかしくなります。
「恥も外聞も捨てて」という言い方があります。イエスが十字架の上で示す姿そのままです。私たちはいつになったら、信仰のためならイエスと同じ姿になっても構わないと考えるのでしょうか。信仰によって招かれた生き方に、いつになったら命をかけ、血まみれになる覚悟ができるのでしょうか。
私たちはすべてを与えられた者なのに、すべてを与えてくださった方にすべてを委ねきることができないあわれな身分です。それでも十字架上のイエスは、今も手を開いて、私たちに和解の手を差し伸べておられます。開かれたイエスの手を取るか否かは、私たちに委ねられています。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
復活徹夜祭(ルカ24:1-12))
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼「センス・オブ・何だぁ?」の続き。「感じて育つ」という副題からすると、「育つ世代」を抱えている人たちにこの本をお勧めしたいと思う。保育園とか、幼稚園とか。あるいは小学生中学生を抱えている保護者にも読んでもらいたい。
▼聖なる三日間の典礼が始まっている。実は聖木曜日の朝、司祭館が停電した。時々停電するのでまたかと思ったがどうも復旧の兆しはないし、周囲での停電も起こっていない。電気関係に評議会議長が詳しいので忙しい中調べてもらったら、外部に電気を引いている箇所(イルミネーション等の電源ボックス、トイレ)で障害が発生しているらしい。私一人だったら「まだ聖木曜日なのに復活徹夜祭のローソクの儀式」を強いられるところだった。
‥‥‥†‥‥‥
2022年黙想会講話
‥‥‥†‥‥‥
2022年3月に小教区黙想会を依頼され、「イエスと共に歩む人」というテーマで4回の講話をしたものをYouTube「ナカダコウジ」チャンネルにアップしています。ただ、YouTubeが視聴できない方のために、DVDでお分けすることが可能です。4回分、1700円(送料、専用封筒代込み)で受け付けます。ご希望の方はメールで「お名前」と「黙想会DVD希望」と書いてthomas.k.nakada@gmail.comまで連絡ください。追って連絡します。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第781回目。YouTube動画の冒頭タイトル。数ある中で見つけてもらえるように
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ホームページもご覧ください。
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日頃はウェブリブログをご利用いただき、ありがとうございます。2004年3月にサービスを開始したウェブリブログは、来年2023年1月31日に終了します。
† 神に感謝 †
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和解のためにイエスは十字架を取られた
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「和解の手を差し伸べるイエス」は、最後に十字架にはりつけにされました。実際にそうだったかは別として、手のひらに釘を打たれた姿は、「和解の手」「差し伸べられた手」が、今も私たちのために開かれているからでしょう。
この釘打たれ、開かれたままの手を見て、ここに集まった私たちは何を考えるでしょうか。中田神父は、「差し伸べた私の手を取り、和解に応じて欲しい」と願っているように思えます。血まみれになって和解の手を差し伸べてくださる主に比べると、自分はなぜ血まみれになろうとしないのか。恥ずかしくなります。
「恥も外聞も捨てて」という言い方があります。イエスが十字架の上で示す姿そのままです。私たちはいつになったら、信仰のためならイエスと同じ姿になっても構わないと考えるのでしょうか。信仰によって招かれた生き方に、いつになったら命をかけ、血まみれになる覚悟ができるのでしょうか。
私たちはすべてを与えられた者なのに、すべてを与えてくださった方にすべてを委ねきることができないあわれな身分です。それでも十字架上のイエスは、今も手を開いて、私たちに和解の手を差し伸べておられます。開かれたイエスの手を取るか否かは、私たちに委ねられています。
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