赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

木曽川うかいを楽しむ 3

2006年06月22日 09時23分49秒 | 生き物ばんざい
● 木曽川うかいを楽しむ!

黄昏時に乗船、爽やかな川風を頬に受けながら2つのホテルを巡って
乗船客を乗せる。
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日が落ち川辺のライトや国宝犬山城がライトアップで浮かび始めた頃、
篝火を焚いた鵜船が下って来た。
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木曽川うかいは
10匹ぐらいの鵜を縄でつないで魚を捕らせる漁法で、
1300年の歴史があるそうだ。鵜匠の伊達たちも古来より伝わる
腰蓑、風折烏帽子姿で面白い。

暗闇の中の篝火が幻想的で美しいが黒い鵜は目を凝らさなければ良く見えない。
ましてや鮎を捕ったかどうかは、カメラのファイダーばかり覗いていたので確認できない。

時々鵜を船に引き上げて吐き出させているようだが・・・

芭蕉翁の俳句のように、おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな  芭蕉

そう感じた頃、鵜船と屋形船2艘は停船した
鵜匠がマイクを持って説明をしてくれた。
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説明の中で面白かったのは、篝火を焚くのは魚を集めるのが目的では無く、
篝火の光で鵜の影が水底に写るそうだ。その影におびえて魚たちが驚いて水面のほうに
浮き上がってくる、それを鵜が捕獲するためだという。

へえ~ そうなんだ!

お客さんを和ませる為にこんな話もしてくれた。
これは眉唾物だが・・・・

鵜はどんな魚でも手当たりしだい丸呑みしてしまう
鮎でも、鯉でも、鯛?でも 金魚?でもそして恋?でも・・・
しかし一番困るのはうなぎだそうだ。

うなぎは長いし、尻尾の力が強いから飲み込んでもまた出てきてしまう。
何回も何回も繰り返さなければならないから・・・・・
鵜は目を白黒させて苦しがる。
それを見ていた人が
「あっ、鵜が難儀だ。ウガナンギだ。ウナギだ」

そこからうなぎという名前がついたとお客を笑わした。
一寸受けたかな?


鵜呑みという語源は、ここから来たもので、
人から聞いた話をよく考えずにそのまま信用することの意味に使われるようになったんですね。

木曽川うかいも
幾千年も伝えたい日本の風雅と言っているが
今日のお客は屋形船2艘約30人ぐらい、この風流を守っていくには
古の様に殿様の庇護を受けな無ければ困難のように感じてしまいますね


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