浜崎ヒカル交通館ブログ

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痴漢冤罪事件

2006年04月10日 15時39分07秒 | Weblog
電車で痴漢冤罪事件に遭い、不当に逮捕・拘留された男性が、損害賠償を求めた裁判の判決が、今日行われた。
残念なことに、男性の請求は棄却された。
刑事裁判では無罪になったものの、損害賠償請求では「痴漢行為はあった」と判じられ、請求が棄却されたケースはいくつかある。
痴漢冤罪は、決して他人事ではない。
女性の誤解のほか、悪意(腹いせに嘘の告訴をしているケースなど)によって発生し、巻き込まれた男性は、何も証拠もないのに、女性の発言だけで、不当に逮捕・拘留され、起訴されて、収監されるという事例が数多く発生している。
これは、痴漢や冤罪が発生されやすい満員電車を解消すればよいとかいう問題ではない。
司法機関に大きな問題があるといえる。
司法機関は、法により、事実関係を明らかにして、事件などを解決に努めることで、公共の福祉に貢献する機関である。
痴漢冤罪を数多く発生させていては、冤罪に巻き込まれた男性や、その身内の人たちだけの問題ではすまされない。
司法機関のありかたと社会的信用に関わる問題である。
このようなことが繰り返される限り、すべての男性が、無実の罪で痴漢とみなされる危険がある。もちろん、男性の司法職員(警察官、検察官、裁判官など)が痴漢冤罪に遭っても何の不思議もない。
日本の司法機関は、無法機関になってしまうのだろうか?
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