浜崎ヒカル交通館ブログ

浜崎ヒカルの独り言などを載せています。

女性専用車両

2006年11月23日 16時56分16秒 | 公共交通
今月の20日には、JR東日本と東京メトロで女性専用車拡大が行なわれたほか、東葉高速鉄道が新規導入した。
来月には、東京都営地下鉄新宿線の女性専用車が拡大される。
「女性客を痴漢から護るため」という名目で誕生したといわれている女性専用車だが、それは建前に過ぎないと思われる。
まず、専用車を導入しても、痴漢の被害が減らない路線が少なくない。それについて、「専用車の導入によって痴漢の被害を訴える勇気のある女性が増えたと思われる」とコメントしている記事があったが、推進派・賛成派にばかり都合の良い解釈としか思えない。専用車導入により、より混雑がひどくなった一般車両が、犯罪者にとって好都合な場所になり、痴漢が増加したと考えるのが自然であろう。
また、専用車を導入しても、女性は全ての車両を選べるため、一般車両にも必ずある程度の女性客はいる。その一方で、専用車はラッシュの混雑時間帯にも関わらず空いていることが少なくない。専用車があってもそれを利用せずに各自の都合で選んだ一般車両を利用する女性も多いことを考えると、男性の乗れる車両を減らして女性専用に変更するだけの現状で、痴漢の被害や痴漢冤罪が減るとは到底思えない。男性客の中には、「痴漢に間違われずにすむ」と言っているのがいるが、男女が自由に乗れる車両を減らして、女性専用に変更するだけの方法では、痴漢冤罪防止には全く効果がない。
女性専用車両は、痴漢対策とは名ばかりで不当な男女差別の拡大につながりかねない。
また、男女共同参画社会実現のためと言っている者もいるが、男女共に同じ利用料(というか、運賃)を払っていながら、女性しか利用できないものを増やすやり方や、男女で享受できるサービスに差をつけるやり方で、「男女共同参画」なんて言えるだろうか?
「男性=悪」「男性=差別されて当然」という偏見が生まれ、男女の軋轢が拡大する原因にもなりかねないと思う。
そういう傾向が当たり前になれば、男女がお互いに理解しあい協力し合う「男女共同参画社会」なんて、空想物語で終わってしまうだろう。

浜崎ヒカルは、女性専用車の導入には、反対です。

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京急1500形製作記(その8)

2006年11月23日 16時33分32秒 | 鉄道模型
今日の午後は、製作中の京急1500形電車の工作の続きをした。
まず、床板と室内パーツとウエイトを組み合わせる作業をした。ウエイトは、室内パーツの裏側にはめるだけでよく、それから、室内パーツに床板を接着する。接着には、少量のゴム系クリアボンドを使用した。先頭車には、乗務員室仕切り板も接着した。
また、床下機器を取り付けるための準備として、号車番号を書いたテープを接着の邪魔にならない箇所に仮の貼り付けをした。
床下機器の取り付けは、後日行なう予定。
それから、車体に屋根板を取り付ける作業を行なった。
どの車体にどの屋根を取り付けるかは説明書を参考にした。
先頭車はともかく、中間車両は、屋根の取り付けの向きを間違えないように、説明書で何度も確認した。
屋根板を仮にはめ込んだ後、外して、少量の接着剤で取り付けた。
以上が、本日の作業内容である。
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