蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

松浦家  小幡

2012-07-31 21:03:28 | 古民家、庭園
松浦家は中小路から100メートル程離れた所にあるが、250年から300年前に建てられた武家屋敷である。


茅葺屋根の上に金属製の屋根がかぶせられたり、雨樋も設置されたり、近年まで人が居住した痕跡がみえるが、今は無人のようである。


書院(雨戸が立てられて中は見る事ができなかった)の前から眺める庭。保存状態は家に比べると良好のようだ。
庭木の刈り込みも、きちんと行われている。


池も済んだ水が流れ、泥がたまったりはしていない。


近くの里山を借景とする庭であるが、里山も手つかずの状態で、見事に残されている。


池に水を供給する三段の滝。おそらく、雄川堰から引いてきたのだろうと思うのだが、高低差が取れず一段は10センチあまり。
意外なほどに響く水音が、心地よい。