蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

沙羅樹庵  松代

2008-07-14 20:59:12 | 蕎麦
蕎麦屋さんの一方の頂点が、地粉の十割を昔からの打ち方で出すとしたら、このお店はその対極にある。蕎麦の産地や打ち方もいろいろ試して、その中で一番旨い蕎麦を出す、という感じの自負がお店の中に漂っている。


お店は松代の駅から象山記念館へ向かう、古い家並みが残っている通りにある。


基本の二八の完成度は、非常に高い。香りも良いし、それに不思議に食べやすいのだ。


大根のしぼり汁に、味噌を溶きいれ、鰹節などを合わせるおしぼり蕎麦があったので、迷わず注文した。味噌や大根の辛みが、蕎麦の甘味を引き立てる。薬味も、葱に鰹節と、望ましい顔ぶれだ。
更に、奥に見える盛り汁も出てきて、これは食べ比べをしてください、と言わんばかり。そば湯には、盛り汁は、重宝した。


お勘定というと、ご主人お品書きをとくとみて、おしぼり蕎麦900円頂きます。おしぼりは、注文するお客が余程少ないのだろうか?
ともかく、ごちそうさまでした。