蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

手打そば きたざわ  旧豊田村湧井地区

2008-07-09 21:57:27 | 蕎麦
湧井地区は飯山方面からアプローチすると大変な峠道が控えている山深い場所に思われるが、信濃町から登ると隠れ里のような感じの実に風光明媚な集落を通り抜けて大して急な坂もなく訪れることができる。


まずは絶対に自家製だろう、と断言できる酸味の利いた漬物が出てくる。その味が、不思議に柔らかい。


蕎麦も、天婦羅の野菜もこの近所でできたもの。野菜の豊富な初夏は、天婦羅の盛りがよいような感じがする。


このお店は、以前はこの地域の伝統に忠実に、明確なボッチもりの蕎麦を出していた。それが、今回は通常のもりの姿になっている。蕎麦の味としては、おそらくこの方がよいと思われる。ボッチの形は美しいが、蕎麦の向きが一定のため水分が直ぐに飛んでしまう問題がある。
ちょっと薄めの汁に八分目くらい付けて食べるのが良い感じだった。


野菜天婦羅は種類豊富。これで350円は、お得感がある。


そば湯は、また草の香りのする、独特なものだった。


ごちそうさまでした。