5日は機関紙協会大阪府本部の60周年を祝う会でした。先だって行われた総会は「憲法を活かし『政治災害』をなくす宣伝強める年に」を活動スローガンとして確認しました。
祝う会は6時半からスタート。西岡健二理事長の「60年間の歴史の中で大阪の機関紙宣伝活動に果たした役割は誰もが認める大きなものがあった。宣伝、印刷などの技術革新などハードの面では凄まじいものがあるが、企画、取材、記事、編集というソフト面はいくら時代が進んでも人の力に頼らなければいけない。そこにこれからの希望がある」との挨拶のあと、各種表彰があり友成光吉顧問の乾杯で懇談が始まりました。
野田淳子さんの思い豊かな歌にみなさん聴き惚れました。野田さんと機関紙協会の出会いは35年前の25周年の集いで歌ってもらったことでした。「『宣伝研究』誌の表紙に写真が載り、あの時をきっかけに私を各地の人たちが呼んでくださるようになったのです」と野田さん。持参された最新のCDは好評ですぐに売り切れでした。ご希望の方はコチラにご連絡くださいね。
数えてみると270点近く発行していました。毎年コツコツ出してきた結果ですね。まだまだ在庫あるもの多数ありますので(笑)、興味ある本があったらご連絡ください。
何人もの方からの発言と野田淳子さんの歌に会員参加者の皆さんと私も含む専従事務局員は大いに激励され、新たな61年目への一歩となる会となりました。
かつて800団体以上あった会員数は現在、400団体を切りました。組織活動というものはいい時もあれば悪い時もあるのでしょう。が、機関紙宣伝活動にまだまだ終わりはありません。
61年目のスタートに当り、会員団体の英知を結集して機関紙協会運動の再構築に力を出していかなければと思いを新たにした集いでした。参加されたみなさん、ありがとうございました。そしてこれからも民主的世論の構築のために引き続きお互いに頑張ろうではありませんか。