みなさんは、大阪商大事件をご存じでしょうか?
太平洋戦争のさなかであった1943年、当時は大阪商科大学と呼ばれていた今の大阪市立大学で、密かにマルクス主義研究と帝国主義戦争反対のための研究会を組織した教員と学生たちが治安維持法違反で特高警察に検挙され弾圧を受けた事件です。今年はこの大阪商大事件から65周年に当たり、記念しての講演会が行われることになりました。講師には事件当時、学生としてかかわり検挙され獄中闘争を行った中心人物の林直道さんです。ぜひご参加ください。
大阪商大事件と現代
―太平洋戦争下の抵抗と学習―
大阪商大事件65周年記念講演会
林 直道・大阪市立大学名誉教授が語る
【日時】
2008年9月27日(土)午後2時~午後4時
【会場】
大阪市阿倍野区民センター大ホール
(地下鉄谷町線「阿倍野」駅下車、⑥番出口西へ1分)
【参加費】
1000円(資料・レジュメ)
【主催】
治安維持法国賠同盟大阪府本部(06-6772-7555)
関西勤労者教育協会(06-6943-1451)
【会場アクセス】
【関連書】
『大阪商大事件の真相』
戦時下の大阪市立大学で何が起こったか
上林貞治郎著
四六判204ページ 定価1260円
日本機関紙出版センター刊 1986年
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