心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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音カメラ

2015年03月23日 | ほんのすこし
先日 録画した『映像新世紀』という番組を見ていたら、音カメラというものがあるそうな。
音を映像化するものと捉えるとわかりやすい。そのときに例として オペラ歌手とカラオケ上手のアマチュアのふたりに実験してもらっていた。
ふたりを並べて 映像を比較してみると、なんとオペラ歌手の方の体全体から丸い形の赤や黄色の色が次々と出て見える。隣のアマチュアの方は口の周りなどで 広範囲ではない。オペラ歌手の方が自分の体を楽器のように使って声を出していることが映像でわかった。
さらに驚いたことは 合唱をしている学生二人を並べて歌ってもらったときのことだ。二人が歌い始めると それぞれの位置から丸い形の大小さまざまなものが出始めるが、やがてハーモニーとなっていくときにその丸いものがそれぞれに向かって引きつけられて 一つの○になっていくという現象が見られた。
ハーモニーとは こういうことか!といった感激を味わった瞬間だった。
わざと音をはずして歌ってもらうと ふたりから作り出された丸い形のものは決してそばに寄らず 小さくなっていった。

共鳴するということを 音だけではなく視覚としてとらえようとする試み。
科学はここまで進歩してきているのかといった驚きでいっぱいだった。

ふと 音の共鳴が視覚化できるということは未来では 心の触れ合いができたときの視覚化というのもできるのかなと思った。言葉を発することが困難な状態であっても 相手と心が通じ合えていることがわかる そんなものができるかもしれないと。

音カメラの他にも色々な凄技のカメラが出てきて驚きの連続。久しぶりに科学の力を見せつけられた番組だった。
こちらの番組説明を参考にしてください。『映像新世紀』BS日テレ