心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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もうそんな年なのかぁ

2015年03月19日 | ほんのすこし
赤ちゃんのときはね 太り過ぎていてね。
寝がえりができずにいたけど いつのまにか近くに置いてあったブドウの房を持ちあげて 喜んでいたっけ。

仕事が忙しくて かごに乗せて車で通い、人に任せっきりだった。ごめんね。ほんとにごめん。
子供たちの小さい頃を振り返ると 子育てをしたという実感が湧かない。仕事 仕事で朝から晩まで一日中があったような気がして。どんなふうに成長してきたかも見えていなかった。
今 娘が子育てしている様子を見ていると、あんな風に一緒にいる時間がなかったし、仕事していても子供のことをしっかり考えて暮らしていることに感心する。自分が出来なかったことが娘はちゃんと出来ているということに感激する。
たぶん 息子もそうなるだろうなと思う。だってこのわたしが反面教師だものね。

今日 息子が30歳の誕生日を迎えた。
二十歳じゃないよ、30歳だよ(笑)
なんてこった そんなになっていたのか。わたしも老けるわけだ(笑)

今でも思う。娘も息子もわたしのそばから離れて良かったんだと。都会であれこれ試練を受けたが、それでもそれ以上にたくさんの人との交流を通じて得たものは 地元にいたら多分持つことが出来なかったであろう繋がりだと思う。わたしのそばにいたら きっと突き離すことができず、成長させることもできず・・・そんな気がする。大人になっていくときに わたしの子どもたちにとっては親から離れていることが一番大事な要素だった、そう思えることがいっぱいあるのだ。

親は離れて元気でいるのが一番だ。
まぁ 何かあったときにすぐ駆けつけることができれば それに越したことはないが。

誕生日はこの世に自分を出してくれた親に感謝する日。
だからというわけでもないが、こんな母でも少しはいるだけでいいと思ってくれているらしい(笑)
子供は親に叱られたり褒められたりするのが仕事、子供が大人になれば今度は親が子供に叱られるようになる。せいぜい子供に叱られずに 褒められるよう前向きに生きていかなくちゃね。

誕生日おめでとう!!プレゼントは無しだけどね(笑)