久しぶりに岐阜市初音町の麺類食堂「魚半(魚半食堂)」へ。車1台しか通れない狭い路地を何度もハンドルを切って店横の駐車場(1台のみ)へ。暖簾をくぐって店に入ると先客は1人だけだったのでテーブル席に座らせてもらう。この日は女将さんと娘さん(多分)の2人。ここだけの特殊なカツ丼にもかかる不思議なソース(餡)はオムライスにも使われていた。ということは「ハヤシライス」はもちろん…、ということで検証気分で「ハヤシライス」を注文。早速2人で調理が始まった。
しばらくして運ばれた「ハヤシライス」は…、やっぱりオレンジ色、狙い通りあのソースだ。和出汁がベースでトマトソース(あるいはトマトケチャップ)を加えて煮つめたような不思議なデミグラス(と言っていいのかな?)ソース。他の店でデミグラスソースが使われるような品は全てこのソースを使うのかな。唯一無二、面白い。炒めた豚肉と玉ねぎがたっぷり。それらの食感からいくと炒めてからその場でソースと合わせてあるだろう。この味をどう表現出来るか困るのだが、目をつむって味わうと”濃厚豚骨魚介ラーメンのスープのような組立の味”が。つまり豚と和出汁と…、あれ、トマトはどこに?。やっぱり説明は難しい。味が濃くてくどくなるかナと思ったが、瓜の漬物を挟みつつ、すんなりパクパクと完食。旨かった。次は「ミンチカツ」か「ハンバーグ」か。ソースはやっぱり…だろうな、きっと。(勘定は¥530)
↓ 「御鮨街道(鮎鮨街道)」沿いに建つ金屋町の「岡本邸(株式会社サンアイ岡本)」(江戸文化文政期以前・建造、のち改造)◇。”卯建(うだつ)”も立派な大豪邸。元々は釣鐘の鋳造を行っていたのだとか。だからか通りの角には釣鐘が置いてある。
めん類・和洋食 魚半 (魚半食堂)
岐阜県岐阜市初音町13
( 岐阜 ぎふ はつね町 うおはん うおはん食堂 洋食 カツ丼 かつ丼 特製ソース 大衆食堂 麺類食堂 近代建築 おすし街道 献上 )