河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

オミクロン株で死者

2021-12-14 | 大学
オミクロン株の報告があって2週間以上経過したが、次第にその特徴が分かってきた。

感染力は明らかに強い。あっという間に世界中に蔓延している。

症状は軽症とのことだったが、初期は活発に活動する若い層が感染するため、高齢感染者の情報はあまりなかった。

ここに来て、英国のジョンソン首相が13日、新型コロナウイルスのオミクロン株による国内初の死者が確認されたと明らかにした。

やはり、重症化したり死者が出ることもあるのだと分かった。

日本では現在は小康状態が続いているが、来年以降はどうなるかは分からない。

油断はできない。


一方で、イスラエルの研究チームが13日、オミクロン型に対し、ワクチンの追加接種(ブースター接種)が高い防御効果を発揮する可能性があると発表している。

それ以前に米ファイザーは今月上旬、同社製のワクチンの3回目接種がオミクロン型に対しても高い予防効果をもつとの初期調査の結果を発表している。
しかし、これはポジショントークの可能性もあり、そのまま信用はできない。

イスラエルの研究者らは米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの2回目接種から5~6カ月経過した20人の血液と、3回目接種から1カ月経過した同数の血液を分析した。
2回目接種ではオミクロン型を無力化する能力がほとんどなかったのに対し、3回目接種では大幅に高まる結果となったとのことである。


高梁市からは、先日、本学におけるワクチンの3回目集団接種の実施を打診された。

本学の学生を守る意味からも協力すべきだろうと思う。
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