河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

大学・短大進学率、初の5割台に…大学全入時代には至らず

2007-08-10 | 大学
驚くべき内容が公表された。
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 今春の高校卒業生の大学・短大などへの進学率が51・2%と初めて5割を超えたことが9日、文部科学省の学校基本調査(速報)で分かった。
 また、今春にも到来するとされていた「大学全入時代」には至らなかったことも明らかになった。同省では、「全入時代がいつ始まるのかは予測出来ない」としている。
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いったいこれはどういう事なのか。
あれほど全入時代の到来が言われていたのがここに来て大きく転換したようだ。
医師の需給見込みや看護師や理学療法士の需給見通しなどもこれと同じでいつ大きく変わるか分からない。

一般的に言われていたのは、大学が増え全入時代になるし、将来理学療法士は激増するから、吉備国際大学のような地方私学の養成校の将来見通しは非常に厳しいと言うことであった。
その対策として、我々は他の大学にはない大学院や研究所を整備して、正攻法で差別化を図ろうとしている。

この方向性は誤ってはいないと思うが、今回の発表を見ると以下のようなことが起こっているようで、我々4年制大学でまっとうに教育を行っているところはこれからはむしろ有利かもしれない。

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文科省は「大学卒業が就職の条件となっているなどのため進学率が上昇した」とする一方、大学の定員は抑制傾向にあり「全入」は来年度以降も難しそうだ。
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