河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

西讃整形外科懇話会夏期講演会

2007-07-25 | 研究・講演
香川労災病院の医局先輩の取り計らいで、西讃整形外科懇話会夏期講演会で講演をさせていただいた。

変形性膝関節症における閉運動連鎖運動の効果
吉備国際大学保健科学部教授 河村顕治

CKCを利用したホームエクササイズとして、入浴時にバスタブでレッグプレスを行う入浴エクササイズ ( NY Ex. )が効果的である。CKCでは膝関節における剪断力が減少する一方で圧迫力が高まるが、高齢者ではCKCでのレッグプレス出力が著明に低下しており危険なストレスが発生することはない。むしろ、最近の基礎研究からは適度な歩行やリズミカルなレッグプレス運動は軟骨代謝を刺激する効果があると考えられる。

四国で講演をするのは実は初めてである。
リハ学会の単位も取れると言うことで、たくさんの方が聞きに来てくださった。
同期の高橋先生なども来てくれ、講演後の懇親会も盛り上がった。
楽しいひとときであった。
時々、珍しいところに講演に呼ばれるのは大歓迎である。
コメント
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