マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ふたりの5つの分かれ路

2006-11-13 11:02:28 | 映画ーDVD
2004年 フランス フランソワ・オゾン監督 ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ 、ステファン・フレイス 、ジェラルディン・ペラス 、フランソワーズ・ファビアン 、アントワーヌ・シャピー 、マイケル・ロンズデール 、マルク・ルシュマン

【解説】
8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が、あるカップルの姿を追いながら、愛の謎を追う野心作。主演はコンピレーション・ムービー『10ミニッツ・オールダー イデアの森』の『水の寓話』に出演していたヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、『私たちが結婚した理由』のステファン・フレイス。夫婦の“別れ”から“出会い”までの5つの季節をさかのぼりながら、2人の間に起きた真実に迫る愛のミステリー。

【あらすじ】
離婚の手続きをしたマリオン(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とジル(ステファン・フレイス)。ホテルでお互いの肌に触れても再び愛がよみがえることはなかった。マリオンは立ち去りそして時計は逆に回りだす……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
フランソワ・オゾンは苦手な監督です。
今までに見た作品、「まぼろし」「8人の女たち」「スイミング・プール」いずれも、私には難しすぎるーと言う感想でした。

この映画はさらにおとなの感覚。
私にはわからない、男と女の関係ですね。

離婚手続きをした夫婦が、ホテルの1室でセックスをする、そこからわからないでしょう?
とても不毛な営み。
あたりまえだと思うけど。
男は「やり直せないか?」と言うけど、女はうんざりと去る。

物語は二人の歴史をさかのぼる。
幼い子供と家庭的な子煩悩な夫。
女盛りの、魅力的な妻。
夜中に妻が目を覚ますと、夫がいない。
息子に添い寝している夫。

次は出産のとき。
夫は出産にも立ち会わず、産院に来ても、妻の前に姿を現しません。
生まれたばかりの小さな赤ちゃんにたじろいで帰ってしまったのです。
妻に夫から謝りの電話が入ります。
妻は、ベビー室で手足を動かしている小さな我が子をじっと見入っています。

次は、結婚式。
愛の時間の絶頂のとき。
でも、夫は酔いつぶれて眠ってしまい、妻はホテルの庭で見知らぬ男との秘め事を持つ。

最後が二人の出会い。
顔見知り程度だった二人がイタリアのリゾートで会い、彼には微妙な関係の恋人がいた。
夕陽を浴びて恋に落ちる二人、これがふたりのクライマックスなのでしょうか?

フランソワ・オゾンさんは、男と女を難しく考え過ぎ、あるいは私が単純すぎるのか?


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