マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

きっと、星のせいじゃない

2016-03-24 13:03:47 | 映画ーDVD

ーきっと、星のせいじゃないーTHE FAULT IN OUR STARS

2014年 アメリカ 126

 

ジョシュ・ブーン監督 キャスト=シェイリーン・ウッドリー (ヘイゼル・グレース・ランカスター) アンセル・エルゴート (オーガスタス・ウォーターズ) ローラ・ダーン (フラニー) ナット・ウルフ (アイザック) ウィレム・デフォー(ピーター・ヴァン・ホーテン)

【解説】

ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートがカップルを熱演、その脇をローラ・ダーン、ウィレム・デフォーら実力派が固める。残り少ない時間の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に熱くなる。

 

【あらすじ】

末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ヘイゼルに惹(ひ)かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

予告編を見て、難病ものだと言うことなので、ちょっと躊躇していましたが、見終わってとても爽やかな作品でした。

悲しいけどね。

若い人が病気の話は、やはり辛いですよね。

 

この作品は、主人公のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)は17歳で末期がん。

ポジティブに生きろという方が難しいですよね。

両親に勧められて参加しているがん患者の会で、骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。

でも、ガスのアプローチに素直に応えられない。

 

ガスはヘイゼルが敬愛する作家ピーター・ヴァン・ホーテン(ウィレム・デフォー)にメールを出し、唐突に終わっている物語の結末が知りたいと伝える。

ヴァン・ホーテンはアムステルダムに住んでいて、来られるなら会ってくれるという。

 

ヘイゼルの状態には心配があったけど、憧れの作家に会えるということで、二人はデンマークへ。

ヴァン・ホーテンには会えたが、彼は明らかにアルコール中毒で対応も冷たかった。

 

アシスタントの人が申し訳なく思ってアムステルダムの町を案内してくれますが、観光地は階段が多いのですね。

呼吸が苦しくても頑張って階段を自力で上るヘイゼルの頑張りが素敵です。

特に、アンネの家のシーンがよかったです。

 

でも、運命は皮肉。

ガスが癌を再発して亡くなってしまいます。

そして、ヴァン・ホーテンにも同じような悲劇があったことがわかります。

 

身近な人の病気や死。

本当に辛いですよね。

 

でも、死を覚悟して生きているヘイゼルでも、生きている限り感じる人生の幸せの数々。

恋人であったり、両親であったり、無限の愛を感じることが大切なんだということが、じわりじわりと訴えかけてきます。

ほんと、死なない人はないわけでね、死ぬまで生きるのは、全員同じ、そこだけは平等ですからね。

人間とは、なんともはかない存在です。

 

悲しいばかりではない、命の大切さと純愛に感動する作品です。

 


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