
ー波止場ーON THE WATERFRONT
1954年 アメリカ 104分
エリア・カザン監督 マーロン・ブランド (テリー)エヴァ・マリー・セイント (イディ)リー・J・コッブ (ジョニー)ロッド・スタイガー (チャーリー)
【解説】
港の沖仲仕たちの間に君臨するボスと、周囲の反対を押して彼に単身立ち向かうボクサーくずれのチンピラ。ブランドの演技とE・カザンの骨太な演出で知られる名作だが、脇を固めた個性派の役者たちが今なお衰える事のない迫真の演技を見せている点にも注目したい。アカデミー賞8部門受賞。(allcinema ONLINE )
【感想】
1954年の作品。
当時のアカデミー賞を8部門も取っています。
今頃ですが、マーロン・ブランドの名作。
監督は巨匠エリア・カザン。
こんなにも男っぽい映画とは知りませんでした。
男がプンプン臭っています。
テリー(マーロン・ブランド)は孤児で兄のチャーリー(ロッド・スタイガー)とともにギャングの親分のジョニー(リー・J・コッブ)に拾われて成長した。
テリーはプロボクシングの選手になったが、もう少しでチャンピオンという試合で、ジョニーの命令で八百長試合を行い、引退していた。
ジョニーの仕切っている港で働くことになりやってきた。
兄は法律の専門家になり、ジョニーの右腕となっていた。
テリーが幼なじみに会いに行った後、彼は屋上から転落して死んだ。
警察は事故死で片付けたが、そこにはジョニーの陰謀があった。
幼なじみの妹イディ(エヴァ・マリー・セイント)は、兄の史の真相を知ろうとテニーに近づく。
ここからテリーが正義に目覚めていく成長ぶりが見所です。
最後は、兄も殺され復讐の鬼となってジョニーに立ち向かっていきます。
たった一人で修羅場に乗り込んでいく姿は悲壮感とともに心に突き刺さるラストシーンでした。
なるほど、名作と言われるわけがわかりました。
男マーロン・ブランド、いいですねえ!!
この映画も「青い体験」「甘い生活」も 私は高校生時代に見ているはずですが ストーリーはほとんど覚えていません。
今見たらまた全然違う思いで見れるのでしょうね。。。
マーロンブランドもマストロヤンニも苦手でしたが 今だと素敵に思うかなぁ・・・笑!
マーロン・ブランドは私には男っぽ過ぎますが。
古い映画もたまには見返したい。
いい時間が流れるね。