ーホノカアボーイー
2008年 日本
監督=真田敦 キャスト=岡田将生(レオ)倍賞千恵子(ビー)長谷川潤(マライア)喜味こいし(コイチ)正司照枝(みずえ)蒼井優(カオル)深津絵里(チャコ)吉田玲雄(トム)松坂慶子(エデリ)
【解説】
人気作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリー。ハワイ島に実在する町ホノカアを舞台に、町の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様がつづられる。監督は『いぬのえいが』の短編「ねえ、マリモ」の真田敦。主演は『ハルフウェイ』の岡田将生。料理、映像、音楽など、あらゆるジャンルの才能たちが結集し、オールロケで作り上げた優しい作品世界が堪能できる。
【あらすじ】
恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は、ひょんなことからハワイ島にあるホノカアの映画館で映写技師として働くことに。ホノカアは、レオが半年前に“伝説の虹”を探し求め、恋人と道に迷った末にたどり着いた町だった。不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやって来たこの町で、レオは風変わりだが心優しい人たちと出会う。
【感想】
ホノカア町はハワイ島に実在するようです。
日系人の多い町。
時間が止まったような、不思議な雰囲気です。
私も、数年前、娘と訪れたハワイ島を思い出しながら見ました。
レオ(岡田将生)が1年前、月の虹を探して彼女(蒼井優)と訪れたホノカア。
彼女と別れて、大学も休学して、ホノカア町で暮らし始めた。
町に1軒の映画館の映写技師の助手をして、映画館で寝泊まりしていた。
その映画館の名物のケーキを作っているビー(倍賞千恵子)に、粉を運んで行くと、美味しそうな物があった。
つまみ食いを見られて、ビーは手づくりのゴム鉄砲でレオを打って来た。
「猫の餌です」というビー。
レオが、ろくなものを毎日食べていないと知ると、毎晩ご飯を食べに来るように誘った。
この日から、ビーとレオの奇妙な関係が始まる。
レオはマライア(長谷川潤)と知り合い、ビーとの夕食の約束も忘れたり、嬉々としてマライアを紹介したりする。
ある晩、ビーは二人を夕食に招くが、マライアはピーナツ中毒で病院に運ばれた。
マライアの元に別れたボーイフレンドが来て、レオとの関係は終わり、その知らせを聞いて、今度はビーが倒れた。
レオはビーの看病をするが、ある朝、ビーはたくさんのロールキャベツを作っていなくなってしまったー。
癒しの時間とおいしい食べ物がたくさん出て来るということで、ついつい「カモメ食堂」を思い出してしまいました。
でも、ビーさんの生き方や歴史があまり描かれていないので、彼女の切ない胸の内をうかがい知る情報が少なかったと思いました。
レオに思いを寄せるかわいいおばあちゃんという感じで、そういうテーマなら、昔々に見たジャン・ルイ・バロー劇団の「ハロルドとモード」を思い出したりもしました。
もう少し、テーマを掘り下げて欲しかったなあ。
2008年 日本
監督=真田敦 キャスト=岡田将生(レオ)倍賞千恵子(ビー)長谷川潤(マライア)喜味こいし(コイチ)正司照枝(みずえ)蒼井優(カオル)深津絵里(チャコ)吉田玲雄(トム)松坂慶子(エデリ)
【解説】
人気作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリー。ハワイ島に実在する町ホノカアを舞台に、町の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様がつづられる。監督は『いぬのえいが』の短編「ねえ、マリモ」の真田敦。主演は『ハルフウェイ』の岡田将生。料理、映像、音楽など、あらゆるジャンルの才能たちが結集し、オールロケで作り上げた優しい作品世界が堪能できる。
【あらすじ】
恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は、ひょんなことからハワイ島にあるホノカアの映画館で映写技師として働くことに。ホノカアは、レオが半年前に“伝説の虹”を探し求め、恋人と道に迷った末にたどり着いた町だった。不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやって来たこの町で、レオは風変わりだが心優しい人たちと出会う。
【感想】
ホノカア町はハワイ島に実在するようです。
日系人の多い町。
時間が止まったような、不思議な雰囲気です。
私も、数年前、娘と訪れたハワイ島を思い出しながら見ました。
レオ(岡田将生)が1年前、月の虹を探して彼女(蒼井優)と訪れたホノカア。
彼女と別れて、大学も休学して、ホノカア町で暮らし始めた。
町に1軒の映画館の映写技師の助手をして、映画館で寝泊まりしていた。
その映画館の名物のケーキを作っているビー(倍賞千恵子)に、粉を運んで行くと、美味しそうな物があった。
つまみ食いを見られて、ビーは手づくりのゴム鉄砲でレオを打って来た。
「猫の餌です」というビー。
レオが、ろくなものを毎日食べていないと知ると、毎晩ご飯を食べに来るように誘った。
この日から、ビーとレオの奇妙な関係が始まる。
レオはマライア(長谷川潤)と知り合い、ビーとの夕食の約束も忘れたり、嬉々としてマライアを紹介したりする。
ある晩、ビーは二人を夕食に招くが、マライアはピーナツ中毒で病院に運ばれた。
マライアの元に別れたボーイフレンドが来て、レオとの関係は終わり、その知らせを聞いて、今度はビーが倒れた。
レオはビーの看病をするが、ある朝、ビーはたくさんのロールキャベツを作っていなくなってしまったー。
癒しの時間とおいしい食べ物がたくさん出て来るということで、ついつい「カモメ食堂」を思い出してしまいました。
でも、ビーさんの生き方や歴史があまり描かれていないので、彼女の切ない胸の内をうかがい知る情報が少なかったと思いました。
レオに思いを寄せるかわいいおばあちゃんという感じで、そういうテーマなら、昔々に見たジャン・ルイ・バロー劇団の「ハロルドとモード」を思い出したりもしました。
もう少し、テーマを掘り下げて欲しかったなあ。