マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

思い出のマーニー

2015-05-01 16:36:20 | 映画ーDVD

ー思い出のマーニーー

2014年 日本 103

監督=米林宏昌 原作=ジョーン・G・ロビンソン キャスト=高月彩良 (杏奈)有村架純 (マーニー)松嶋菜々子 (頼子)寺島進 (大岩清正)大岩セツ(根岸季衣)老婦人(森山良子)ばあや(吉行和子)久子(黒木瞳)彩花(杉咲花)

 

【解説】

『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌が監督を務め、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ。北海道を舞台に、苦悩を抱えて生きる12歳の少女杏奈と彼女同様深い悲しみを心に宿すミステリアスな少女マーニーとの出会いを描写する。『ジョーカーゲーム』などの高月彩良と『リトル・マエストラ』などの有村架純が声優を担当。主人公たちの目線で捉えた物語に心打たれる。

 

【あらすじ】

心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

あまり期待していなくて、劇場に足を運ばなかったのだけど、最後は泣いてしまいました。

きれいなお話でしたね。

 

前半はやはり好きな展開ではなかったです。

主人公の杏奈に共感できないからでしょうね。

だって、養母の頼子さん、いい人なんですもの。

 

転地療養に行った大岩さん夫婦は、おおらかでもっといい感じでしたね。

でも、実際には毎晩夜遅く、道ばたで気を失っているような杏奈の処遇には困ったと思うなあ。

 

本題は杏奈の空想の少女マーニーとの出会い。

 

これがただの空想の人物ではなく、深い因縁話へと続いて行くのですが。

 

満ち潮となれば孤立する湿原に建つ洋館。

とても素敵な景色でした。

 

とにかく絵がきれいなことに引き込まれて行きますね。

少女たちも美しく、かわいらしい。

 

確かに泣いてしまうんだけど、久子さんが種を全部明かしてしまうところが、ちょっと残念だな。

杏奈が心の旅の中で見つけたのなら、良かったのにな。

 

でも、心に残る作品ですね。

愛は時空を超えて、愛する者を見守っていることが実感できる作品でした。

 


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