中国とラオスを結ぶ鉄道

中国とラオスを結ぶ鉄道

 

先日、中国からラオスを結ぶ鉄道が開通したとニュースになっていた。中国は、食料も不足するようになり、ラオスやカンボジアから食料を調達している。

 

カンボジアでは10年以上前から、ベトナムとの国境に近い山間部で、バナナ畑を開発していた。多量のバナナを中国に輸入しているというニュースも流れた。私もカンボジアに居た頃に、このバナナ畑の中を走ったことがあったが、車で40分ほど走っても終わらないほどの広さであった。森林を伐採して、そのあとにバナナ畑を開いていた。

 

ラオスでは、10年以上前から、ダム建設のために北部の町で中国人の町ができていた。4万人もの中国人が移り住んでいると言うことであった。ほとんどニュースにもなっていなかったが、ラオス人の人口より中国人が多い町が出来上がっていた。ラオスは谷が深く、ダムに適した地形が多い。そのために国の収入の多くを、売電で賄っている。その支援として、中国人が多く住みつくようになっていた。

 

中国から首都ビエンチャンまで通じた鉄道は、その後メコン川を渡って、間もなくタイまで延ばされることであろう。これも中国の一帯一路の一環であろう。

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