プチュンバンのお寺参り2 メコンの渡しの出店

プチュンバンのお寺参り2 メコンの渡しの出店  金森正臣(2006.11.6.)

写真:人の集まるところには、必ず食べ物の屋台が出現する。普段は使われていない場所でも、プチュンバンのお客さんを目当てに、売店が出来る。皆何処かから運んできた移動式店舗で、営業している。右側はザボンの仲間。日晒しにしても平気なのがカンボジア人。さすが熱帯の果物、そんなことでは簡単に傷まない。左手のおばさんは、壊れかけたスノコノ縁台の上で、バナナを焼いている。商品のザボンを日陰にしなくても、十分は日よけ傘に入っている。奥にはランブータン(赤く見える果物)が売られている。積み上げられている発泡スチロールの箱は、果物を入れてきた箱。 

 売り場で値段を聞くと、市場より安いことは無い。それでも祭りの日に外出すると、つい財布の紐が緩むのは、何処の国も同じか。それを目当てに、スナックやガムを売り歩く人も居る。少し上流の官営の渡し場には、もうチョットしっかりした常設の店やレストランも2-3軒有り、渡し場らしい雰囲気。

 何処の国でも、人の遊んでいる時でも働かなければ食べてゆけない人たちがいる。或いは金儲け目当てに、人の遊んでいる時に働く人がいる。遊ぶ人、働かなければならない人、金儲けをする人、皆さんはどちら。

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