金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
果物 8 オレンジ類1
2006年06月28日 / 食
果物 8 オレンジ類1 金森正臣(2006.06.28.)
写真:熱帯にはいろいろのオレンジがある。これは所謂オレンジの仲間。左手前は、青いがかなり甘いスイートオレンジと呼ばれる仲間。主に絞ってジュースにして飲む。右側の小さくて青いのは、マンダリンオレンジ。奥の黄色いのは、マンダリンオレンジの少し進んだもの。
カンボジアには、色々異なる柑橘類が売られている。大きなのはザボンの仲間。バッタンバン地方に大きな産地があり、周年出荷されている。中間の大きさがオレンジとマンダリンオレンジ、レモンなど。小さいほうは、ライムの仲間で主に絞って料理にかけるか、海鮮料理のエビ・カニを食べた後の手洗いボールに輪切りにして入れられて来る。
写真のスイートオレンジの仲間は、路上や市場の中で絞ってその場で飲ませている。だいたい数個を絞って、コップ一杯(200ccぐらい)で、1ドル程度。安全な飲み物だし(但し回転が良いところ)、美味しいのでお勧め。日本では、100%オレンジジュースの絞りたてなんて、なかなか飲めない。しかも日本の黄色いオレンジより甘い。しかしこのオレンジは種が多く、食べにくいのでそのまま皮を剥いて食べることは殆どしない。
問題はマンダリンオレンジ。味は良いのだが、如何せん種が多い。日本の温州ミカンに近い種類と思われるが、食べにくい。カンボジアではあまり生産されていないらしく、殆ど輸入品。中国やニュージランドからのようだ。かなり高級感のある果物で、ワークショップのおやつにも出されるが、お偉いさんが来ている時ぐらいしか出ない。味は悪くないが、中身より種が多いのではないかと思うほど種が多い。日本の温州ミカンに慣れていると、満足できない。マンゴーなどより高いので、ほとんど自分から買うことは無い。
柑橘類は、熱帯から温帯にかけては何処にもあって、楽しめる。それでも、場所によっては、日本の様には行かない。アフリカでもカンボジアと同じようなミカンがあり、かなり高級品だが、やはり種が多くて食べて様な気がしなかった。かなりミカン好きを自認しているのだが。小さいときには、長野県の奥地では、正月ぐらいしかミカンはなくて、しかも一人で幾つも食べられるような状況には無かった。だからミカンは憧れの果物で、今でも沢山有ると嬉しくて何時までも食べている。日本でも、鹿児島から送ってもらった正月用のミカンに、ライムの様に小さなミカンがあった。やや扁平で小さい上に、むやみやたらに種が多く、食べるところが少ない。どうしてこんなものをと思ったのだが、香りと味がよいので、正月には必ずこれが無いといけないのだと言われて、納得。確かに味と香りは抜群で、40年も前のことだが今でも印象に残っている。
写真:熱帯にはいろいろのオレンジがある。これは所謂オレンジの仲間。左手前は、青いがかなり甘いスイートオレンジと呼ばれる仲間。主に絞ってジュースにして飲む。右側の小さくて青いのは、マンダリンオレンジ。奥の黄色いのは、マンダリンオレンジの少し進んだもの。
カンボジアには、色々異なる柑橘類が売られている。大きなのはザボンの仲間。バッタンバン地方に大きな産地があり、周年出荷されている。中間の大きさがオレンジとマンダリンオレンジ、レモンなど。小さいほうは、ライムの仲間で主に絞って料理にかけるか、海鮮料理のエビ・カニを食べた後の手洗いボールに輪切りにして入れられて来る。
写真のスイートオレンジの仲間は、路上や市場の中で絞ってその場で飲ませている。だいたい数個を絞って、コップ一杯(200ccぐらい)で、1ドル程度。安全な飲み物だし(但し回転が良いところ)、美味しいのでお勧め。日本では、100%オレンジジュースの絞りたてなんて、なかなか飲めない。しかも日本の黄色いオレンジより甘い。しかしこのオレンジは種が多く、食べにくいのでそのまま皮を剥いて食べることは殆どしない。
問題はマンダリンオレンジ。味は良いのだが、如何せん種が多い。日本の温州ミカンに近い種類と思われるが、食べにくい。カンボジアではあまり生産されていないらしく、殆ど輸入品。中国やニュージランドからのようだ。かなり高級感のある果物で、ワークショップのおやつにも出されるが、お偉いさんが来ている時ぐらいしか出ない。味は悪くないが、中身より種が多いのではないかと思うほど種が多い。日本の温州ミカンに慣れていると、満足できない。マンゴーなどより高いので、ほとんど自分から買うことは無い。
柑橘類は、熱帯から温帯にかけては何処にもあって、楽しめる。それでも、場所によっては、日本の様には行かない。アフリカでもカンボジアと同じようなミカンがあり、かなり高級品だが、やはり種が多くて食べて様な気がしなかった。かなりミカン好きを自認しているのだが。小さいときには、長野県の奥地では、正月ぐらいしかミカンはなくて、しかも一人で幾つも食べられるような状況には無かった。だからミカンは憧れの果物で、今でも沢山有ると嬉しくて何時までも食べている。日本でも、鹿児島から送ってもらった正月用のミカンに、ライムの様に小さなミカンがあった。やや扁平で小さい上に、むやみやたらに種が多く、食べるところが少ない。どうしてこんなものをと思ったのだが、香りと味がよいので、正月には必ずこれが無いといけないのだと言われて、納得。確かに味と香りは抜群で、40年も前のことだが今でも印象に残っている。
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