“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アンドロメダ銀河のうずまき」(谷口義明著/丸善出版)

2019-08-19 09:34:35 |    宇宙・地球

 

<新刊情報>

 

書名:アンドロメダ銀河のうずまき~銀河の形にみる宇宙の進化~

著者:谷口義明

発行:丸善出版

 肉眼や双眼鏡でも観測できるアンドロメダ銀河。天文学では「渦巻銀河」と分類されるが、渦巻はどこに見えるだろうか。同書では、人気の高いこの銀河の「形」からその育ち方を探る。これから銀河について知りたい方にもわかりやすく、注目点や疑問を解消しながら図とともに丁寧に解説。渦巻やリングのでき方、衛星銀河との関係、銀河の合体など、銀河の形について考えていく。さらに、さまざまな銀河や最新の知見もあわせて紹介。アンドロメダ銀河の正体を探るうちに、銀河がどのように生まれ、育ち、死んでいくのか、宇宙の進化を知ることができる。

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★科学技術ニュース★NICT、令和2年度の「海外研究者招へい」の公募開始

2019-08-19 09:34:07 |    企業経営

 情報通信研究機構(NICT)は、海外の研究者を受け入れて情報通信分野の研究及び技術開発を行う国内の大学、民間企業その他公益法人等の機関を支援するために、渡航費、滞在費等の招へいに必要な経費を支給する「海外研究者招へい」事業を行っているが、このたび、下記のとおり、令和2年度の「海外研究者招へい」(海外招へい研究者及びその受入機関)の公募を開始した。

 海外の研究者を受け入れて情報通信分野の研究及び技術開発を行うこと、又はこれに関連する学術的な啓発活動を行うことを希望する国内の機関を支援するもので、渡航費、滞在費等の招へいに必要な経費を支給する。

 同事業は、より幅広く利用いただくため、次のような特徴を持っている。

      •年度をまたがった招へいができる。       
      •優秀な博士課程在籍中の研究者を招へいできる。       
      •著名な研究者を招へいできる。       
      •講演等の学術啓発活動を行うための招へいができる。

 

◇   

 

1. 公募期間:令和元年8月8日(木)~令和元年10月31日(木) 午後5時(必着)   

2. 応募資格:海外研究者を受け入れて情報通信の研究及び技術開発又は学術活動を行う国内の大学、民間企業その他公益法人等の研究機関   

3. 対象研究者:博士の学位取得者又は同等以上の能力を有する情報通信分野の海外研究者   

 4. 採択予定人数:8人程度

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「データ指向アプリケーションデザイン」(Martin Kleppmann著/オライリー・ジャパン)

2019-08-19 09:33:36 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:データ指向アプリケーションデザイン~信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理~

著者:Martin Kleppmann

監訳:玉川竜司

訳者:斉藤太郎

発行:オライリー・ジャパン

 同書は、データを処理し、保存するさまざまなテクノロジーの特性を詳述することで、ツールの長所と短所を理解し、システムの課題と使用するアプリケーションに適した選択肢の発見を助ける。 同書では、データの量や複雑さ、変化が課題となるアプリケーションを「データ指向」と名づけ、データ指向アプリケーションの設計を支える基本的な概念を解説。そしてレプリケーション、パーティション、トランザクションなど分散データベースについて扱い、さらにバッチ処理、ストリーム処理など、データセットの取り出しや結合について解説。 データ処理のテクノロジーを総覧し、特性やトレードオフを詳述する同書は、ソフトウェアエンジニア、アーキテクト必携の一冊。

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