“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「デジタル時代のイノベーション戦略」(内山悟志著/技術評論社 )

2019-08-15 09:32:19 |    企業経営

 

<新刊情報>

 

書名:デジタル時代のイノベーション戦略

著者:内山悟志

発行:技術評論社

 日本におけるITアナリストの草分け的存在として30年以上のキャリアを誇る著者が、デジタル化が必須の時代にイノベーションを起こすための視点と方法論を集大成。これから求められる革新を起こすにはどうすればいいか?注目すべき4つの「デジタル領域」、デジタルネイティブ企業を支える6つの「行動様式」と8つの「実践」、革新の方程式をまとめた「デジタルイノベーションの14のパターン」、アイデア創出のための「新C-NESアプローチ」、「意識」「組織」「制度」「権限」「人材」を変革する方法―など独自のノウハウを、大手企業のIT戦略立案・実行およびデジタルイノベーション創出のためのアドバイスやコンサルティングに携わる中で得られた、数多くの失敗や成功の経験をふまえて教える。

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★科学技術ニュース★NTTデータ、最新の道路状況に基づくAI近未来渋滞予測の実証実験を開始

2019-08-15 09:31:53 |    人工知能(AI)

 NTTデータは、エムティーアイが運営する交通情報総合アプリ「乗換MAPナビ」にAIを活用した近未来渋滞予測情報を提供し、2019年8月8日より近未来渋滞予測の実証実験(PoC)を開始した。

 PoCでは、Android版「乗換MAPナビ」内に無料で使用できる「渋滞予測」欄を設け、AIを活用した30分後と60分後の高速道路渋滞予測情報を表示する。

 VICSによる最新の道路状況を基にした精度の高い渋滞予測情報を5分間隔で確認できるため、ユーザーは渋滞を避けた快適なドライブを行うことが可能となる。

 PoCにより有効性検証と市場ニーズの把握を行い、今後2020年度をめどに、近未来渋滞予測情報の提供範囲を一般道路まで拡大する予定。  また、より多角的な情報(天気、自動車・携帯から送られる位置情報、施設の混雑状況、人の流れ、ユーザーの行動傾向等)をAIで分析することで、一人一人の好み・特性に合った最適なサービスの実現を目指す。

 

 

提供期間:2019年8月8日~2019年12月31日(予定)

対象ユーザー:Android版「乗換MAPナビ」を使用するすべてのユーザー

提供する渋滞予測情報:道路状況と渋滞の関連性を学習しパターン化したAI(渋滞予測モデル)を通じて、5分間隔で現在から30分後、60分後の渋滞予測を行う。ユーザーは、常に最新の道路状況を基にした明確な渋滞予測情報を確認できるため、効率的かつ快適なドライブを行うことが可能となる。

PoCの期待効果:「乗換MAPナビ」において、エンドユーザーからの評価アンケートを集める予定。このアンケート結果から、近未来予測ビジネスの実用化に向けたニーズと課題の把握とともに、渋滞予測以外の他テーマ展開を探る情報を入手できることを期待している。 

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「信号・データ処理のための行列とベクトル」(田中聡久著/コロナ社)

2019-08-15 09:31:27 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:信号・データ処理のための行列とベクトル~複素数,線形代数,統計学の基礎~

著者:田中聡久

発行:コロナ社(次世代信号情報処理シリーズ)

 現在、信号は数ある「データ」の一種となり、これを処理・解析するには数学の知識が重要である。数学書と技術専門書の間を埋めることを目的とし、機械学習や最適化と密接につながる現代の信号処理の理解に必要な基礎数学を網羅した。

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