“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「結局,ウナギは食べていいのか問題」(海部健三著/岩波書店)

2019-08-13 09:32:54 |    生物・医学

 

<新刊情報>

 

書名:結局,ウナギは食べていいのか問題

著者:海部健三

発行:岩波書店(岩波科学ライブラリー)

 土用の丑ともなれば、スーパーも牛丼店も、ウナギの蒲焼きでにぎやかだ。でも、ウナギって絶滅危惧種だったはず……。結局のところ絶滅するの? 土用の丑にやたらと食べるのがダメ? どんなウナギを選べばいい?――気鋭のウナギ研究者が、ややこしいウナギ事情をQ&Aで整理。ウナギという野生動物と美味しく共存する道を探る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2019-08-13 09:32:31 |    ◆TV番組◆

 

 <テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT  毎週木曜日 午後10時~11時00分                     

8月15日(木) 史上初!ブラックホール直接観測(選)

 強烈な重力を持つ魔の天体・ブラックホール。アインシュタインが予言した謎の天体だ。このブラックホールを直接観測しようという、史上初のプロジェクトが進められている。世界各地の望遠鏡をネットワークで結んで、仮想的に地球サイズの巨大望遠鏡を作ったのだ。しかし、10年に及ぶ準備期間をへて始まった観測では、次々とトラブルが発生。研究者たちに難題が襲いかかった。果たしてその結果は?最新の研究成果を密着報告。

BS朝日  WILD NATURE 地球大紀行   毎週金曜日 午後9時~9時54分

8月16日(金)  文明:人類は何を創り出してきたのか 第1集

 人類の創造的な精神と素晴らしい芸術の数々は、我々に文明をもたらした。しかし、文明とは何か?を定義するのは容易なことではない。だが、そのもっとも初期の萌芽は地球上の至る所で見られる。南アフリカの洞窟で8万年前に描かれた洞窟の芸術。明らかに意図をもってしるされた無数のヒトの手形や牡牛の絵。これは何らかの儀式のためのものだったのか?歴史の時間が経過し、現代に近づくとともに、これらの営みは儀式のためだけではなく、明らかに芸術として作られるようになる。こういった文明はどうやって生まれ、どのように忘れ去られていったのか?我々は、中東のペトラ遺跡と中米のマヤ遺跡を訪ね、これらの疑問の答えを探す。

BSフジ  この国の行く末2  毎週土曜日 午後6時~6時30分

8月10日(土) 午後2時55分~午後3時25分 虎石 貴(楽天メディカル社 プレジデント兼COO)第2回 

 楽天メディカル社(本社:米国 カリフォルニア州 サンマテオ、会長兼最高経営責任者:三木谷 浩史)は、がん克服を目指し、光免疫療法の実用化を目指している。

ゲスト:虎石 貴(楽天メディカル社 プレジデント 兼 COO)

司会:北尾吉孝、竹内香苗

NHK‐Eテレ 地球ドラマチック   毎週土曜日 午後7時~7時44分                              

8月17日(土)  ウミガメ・ビーチ 神秘の産卵

 メスのウミガメは、自分が生まれた砂浜に戻って産卵する。世界有数の産卵地であるコスタリカのオスティオナル・ビーチには、一体、何匹のウミガメが集まるのか?ドローンによる海上調査の結果、驚きの数が明らかになった。さらに人工的に作ったふ化場に、特殊な装置を地中に埋め込んで、卵がふ化する過程を撮影したところ、ふ化直前に、卵から音がすることが判明した。卵は、何のために音を発するのか?(カナダほか 2019年)

BSフジ ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

8月18日(日) 焚火を眺めてサイエンス 火の不思議・燃焼のメカニズム(再放送)

 人類はいつ火を発見したのか? 落雷による森林火災や火山噴火だと言われているが、それは想像の枠を出ない。やがて人類は火とは何かを理解し、コントロールする手段を得て、さらに応用科学によって文明を築き上げた。人類が火をどうやって手に入れたのかについて、火の起源神話に何かヒントが隠されていないだろうか? そもそも火とは物質なのか、それとも現象なのか? そして現代では、国際宇宙ステーションの日本実験棟きぼうで、史上初の液体燃料の燃焼科学実験がおこなわれ成功した。重力や大気の影響を避けて観察するために、宇宙の無重力での燃焼実験が不可欠だったのだ。焚火をじっと眺めるうちに気になってくる火の不思議から、最新の燃焼科学までを解説する。

主な取材先:山田仁史(東北大学大学院)                
           津江光洋(東京大学大学院)                
        三上真人(山口大学大学院)                
        菊池政雄(JAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センター)

NHK総合 NHKスペシャル「シリーズ スペース・スペクタクル」 日曜日 午後9時~9時50分

9月8日(日) 第3集「地球生命のルーツ」を追え

<シリーズ放送>

プロローグ「はやぶさ2の挑戦」(2019年3月17日) 
第1集「宇宙人の星」を見つけ出せ(2019年6月23日) 
第2集「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ(2019年7月28日) 
第3集「地球生命のルーツ」を追え(2019年9月8日)

NHK‐Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00分                        

8月18日(日) キノコが雨を降らす!?空の微生物学者 気象のナゾに挑む

 「なぜ雨は降るのか?」に迫る研究者・牧輝弥さん。雨には、水蒸気や微粒子を核とする氷の粒「氷晶」が欠かせないが、特に低高度で発生する雲の中で、何が核となっているのか、よくわかっていない。牧さんは、「大気を漂う微生物がカギだ」と、調査を続けている。微生物の方が、鉱物よりも高い温度で凍ることがわかってきたからだ。正確な気象予測や、人工降雨など、気象の制御も可能にしようという空の微生物学者の挑戦を追う。

司会:小島瑠璃子、森田洋平

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Pythonを使った光電磁場解析」(梶川浩太郎、岡本隆之著/コロナ社)

2019-08-13 09:32:12 |    電気・電子工学

 

<新刊情報>

 

書名:Pythonを使った光電磁場解析

著者:梶川浩太郎、岡本隆之

発行:コロナ社    

 Pythonを使った、ナノ構造物質の光電磁場解析のための教科書。球、円柱、回転楕円球などを経て、複雑な形状の非解析的計算にまで言及する。FDTD法、RCWA法、DDA法の三つを取り上げ、プログラムはすべて掲載した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする