“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子コンピュータが変える未来」(寺部雅能、大関 真之著/オーム社)

2019-08-20 09:35:17 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:量子コンピュータが変える未来

著者:寺部雅能、大関 真之

発行:オーム社

 最近、ニュースでよく聞くようになった量子コンピュータ。「人工知能の先は量子コンピュータを使った量子人工知能だ」とGoogleは言う。でも、量子コンピュータって何だろう? 世の中で何が起ころうとしているんだろう?同書は文系理系問わず、そんな疑問をお持ちの方に量子コンピュータと社会の接点を伝える。同書では大学で基礎研究を進める視点と、企業で量子コンピュータを導入・利用することについて考える視点の両者から、量子コンピュータで見ることができる人類共通の夢を語る。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2019-08-20 09:34:52 |    ◆TV番組◆

 

 <テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT  毎週木曜日 午後10時~11時00分                     

8月22日(木) ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?(選)

 ホモ・サピエンスと同じように、強じんな体と大きな脳を持っていたネアンデルタール人。いったいなぜ、彼らは絶滅してしまったのか?その謎を解いていくと、意外な結末が待っていた。そして私たちのDNA分析から、ネアンデルタール人との驚くべきつながりまで見えてきた。徹底再現した本格ドラマと、最新科学による研究結果を織り交ぜながら、人類史上のミステリー・ネアンデルタール人の絶滅に迫る。

BS朝日  WILD NATURE 地球大紀行   毎週金曜日 午後9時~9時54分

8月23日(金) 沼に沈んだ遺体 2000年前の殺人事件の謎を解く

 1950年、デンマークの3人の農夫が、泥炭の沼地に埋もれている死体を見つけた。当初、これは最近の殺人事件の被害者かと思われたが、地元の警察が捜査に乗り出すことはなかった。実はこの遺体は2000年以上前に起こった殺人事件の被害者だったのである。遺体は、発見場所にちなんで“トーロンマン”と名づけられた。ヨーロッパの鉄器時代に泥炭に埋もれたまま保存された死体は“ボグボディ”、つまり沼地の遺体と呼ばれ、アイルランドからロシアに至るまで、数多く発見されている。沼地の低い温度、酸性条件、腐敗した植物からのバクテリア等のおかげで、これらの死体は肌や髪、衣類、さらには胃の内容物まで残し、何千年前の姿を非常によく伝えている。いま、最先端の法医学の技術を使って、考古学者はこれらの古代の殺人の謎を解決し始めている。

BSフジ  この国の行く末2  毎週土曜日 午後6時~6時30分

8月24日(土) 新井元行(株式会社Synspective<シンスペクティブ> CEO)、白坂成功(株式会社Synspective 取締役) 前編 

ゲスト:新井元行(株式会社Synspective CEO)
     白坂成功(株式会社Synspective 取締役)

 (株)Synspectiveは、Synthetic Aperture Radar (SAR) 衛星のコンステレーション(多数個の人工衛星を協調動作させるシステム)を構築し、同システムから取得したデータと多様なデータを統合し、機械学習等を活用して情報抽出することで、顧客の課題に対するソリューションを提供する。小型SAR衛星は、技術的難易度が高く、またSARデータ処理も専門知識が必要になってくるが、小型衛星開発および衛星画像解析の両方に世界クラスの研究チームとデータサイエンティストを置くことで実現可能にしている。2019年6月、シリーズAラウンドで86億7000万円の資金調達を発表。累計調達額は109億円を突破している。

司会:北尾吉孝、竹内香苗

NHK‐Eテレ 地球ドラマチック   毎週土曜日 午後7時~7時44分                              

8月24日(土) 猫とネズミ 決戦の行方

 夏の休暇をすごすため、都会に住む一家が、田園地帯のコテージにペットの猫・マセルを連れてやって来た。そこにいたのが、以前は人に飼われていたが、ケージから抜け出してコテージで自由に暮らすネズミのチーキー。食いしん坊のマセルと、生意気なチーキーが出会ってしまった!恐るべきハンター・猫のマセルから、チーキーは逃げられるのか?さらにコテージの住人も、ネズミの退治に乗り出した・・・(フランス2018年)

BSフジ ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

8月25日(日) 海女学から見えた自然環境と人間との関わり

 素潜りによって海底の貝などを採る「海女」は古くから営まれる伝統的な文化として、そして環境に優しい持続可能な漁業形態として注目される存在だ。そんな海女を研究する「海女学」という新しい学問が三重大学を中心に進められている。三重県南部の志摩半島は日本の海女文化の中心地とも呼ばれ、日本全体の約半数の海女が活躍する地域だ。この地域の海女を学問的に研究し、社会に役立てる取り組みが進められているのだ。海女とはどのような存在で、どのような文化的な価値を持っているのだろうか? 海女学という取り組みからその実像に迫る。

主な取材先:三重大学海女研究センター       
                海の博物館       
                尾鷲栽培漁業センター       
                鳥羽市を中心とする海女漁

NHK総合 NHKスペシャル「シリーズ スペース・スペクタクル」 日曜日 午後9時~9時50分

9月8日(日) 第3集「地球生命のルーツ」を追え

<シリーズ放送>

プロローグ「はやぶさ2の挑戦」(2019年3月17日) 
第1集「宇宙人の星」を見つけ出せ(2019年6月23日) 
第2集「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ(2019年7月28日) 
第3集「地球生命のルーツ」を追え(2019年9月8日)

NHK‐Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00分                        

8月25日(日)  外来種と固有種 小笠原諸島の変

 侵略的外来種の問題をどう考えるべきか?いま世界自然遺産の小笠原諸島で起きている、グリーンアノール(トカゲ)やネズミ、固有のカタツムリのサバイバルの事例などから徹底討論する。固有種の聖地「兄島」ではグリーンアノールの拡散を防ぐために、全長3kmに及ぶ電気柵が建てられた。島の横断する光景はまるで万里の長城。効果やいかに!?AIを駆使したドローン対策など、ユニークな取り組みも続々紹介する。

ゲスト:自然環境研究センター上席研究員…森英章

解説:NHK解説委員…土屋敏之

司会:小島瑠璃子、森田洋平

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「チューブフォーミング」(日本塑性加工学会編/コロナ社)

2019-08-20 09:34:31 |    機械工学

 

<新刊情報>

 

書名:チューブフォーミング~軽量化と高機能化の管材二次加工~

編者:日本塑性加工学会

著者:栗山幸久、水越秀雄、内海能亜、加藤和明、奥出裕亮、長谷川収、水村正昭、淵澤定克、福村卓巳、白寄篤、久保木孝、陣内雄士、北澤君義、寺前俊哉、山内浩行、山藤博文、村上碩哉、吉原正一郎、古島剛

発行:コロナ社(新塑性加工技術シリーズ )    

 管材の事務機器や自動車等構造部材としての利用の増加に伴い、複雑成形を可能にするチューブハイドロフォーミングを含め、近年複雑化、軽量化、高強度化が求められている管材の二次加工技術を普遍的な技術をふまえて体系化した。

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