この3月に生まれた孫が、えびのの実家に帰った頃から毎日、裏庭にカラスの親子が舞い降りるようになった。子ガラスは親ガラスと同じぐらい大きいが、甘えん坊である。親が優しく口移しで食べさせている。
孫の名前を取って「カラスのチーちゃん」と名付け、ソーセージやツケ揚げなど特別メニューまで与えるようになった。
カラスの親子にも人間みたいな子を思う深い愛情があることを現実に知った。遅れて舞い降りる日は待ち遠しくて寂しくなる。今は、私が「ガー」と呼べば「ガーガー」と応えてくれるようになった。
出水市 塩田幸弘 2016/9/22 毎日新聞鹿児島版掲載
孫の名前を取って「カラスのチーちゃん」と名付け、ソーセージやツケ揚げなど特別メニューまで与えるようになった。
カラスの親子にも人間みたいな子を思う深い愛情があることを現実に知った。遅れて舞い降りる日は待ち遠しくて寂しくなる。今は、私が「ガー」と呼べば「ガーガー」と応えてくれるようになった。
出水市 塩田幸弘 2016/9/22 毎日新聞鹿児島版掲載
半世紀も前になりますが、私は「トンビ」を飼っていたことがあります。よく懐いていて、川で釣ってきた「ゴリ」を見せると、我が家の上空を旋回し、「ピーヒョロ ピーヒョロ」と鳴いて降りてきていました。