令和元年9月12日、私の80歳の誕生日が来た。役場から敬老祝金を頂く。思えば昭和16年12月、太平洋戦争勃発を父が義母の枕元に正座し報告する姿を眺めた2歳の私。その様子が鮮明によみがえる。福岡大空襲で叔父家族7名が壕入り口爆撃で全員死亡。遺骨を受け取りに父と隣人で北九州へ。実家の神棚に仏は置かれた。葬式遂行の最中も空襲警報発令。5歳の私は、爆弾が竹やぶに当たる音を聞き壕へ走った。強力な思い出を胸に健康、存命を神に感謝。傘寿祝いを11歳若い妹夫婦が。盛大な食事や贈り物、ありがたい。
鹿児島県肝付町 鳥取部京子(80) 2019/10/3 毎日新聞鹿児島版掲載
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