2019年7月 8日 (月)
山陽小野田市 会 員 河村 仁美
「今年からあなたが漬けなさい」のしゅうとめの一言で始まった梅干し作りも四半世紀。買うのはもったいないと庭に梅の木を植えてからは、サボりたくてもサボれなかったのが本音だが、毎年の恒例行事となった。
昨年、自分の家の梅でさえ持て余しているのに、主人が梅をもらってきて3年分ぐらいの梅干しを漬けた。しめしめこれで少しは休めると思っていたら、今年は梅酒と梅ジュースを作ってみたいと主人が言い出した。とりあえずへたを取ると主人がいそいそと作り始めた。
今年の夏は、主人お手製の梅ジュースで乗り切れそうだ。
(2019.07.08 毎日新聞「はがき随筆」掲載)
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