親友が突然亡くなったと知らせあり。すぐさま、その日、大分行きの夜行バスに乗ろうと、吉松の高速バス停に向かった。
深夜の午前0時に近い時刻。人けはなく、ボーッと照らす街灯。見上げる高い高速道路。その土手の下には、深い側溝があって、暗い川底でカエルとも人の泣き声とも聞こえる響き。
あたりの雰囲気に、足がすくむ思いをしながら、バス停への階段を上がって行った。
まさに、ここ。この場所は、親友が、古里に帰ってくるたびごとに、いつもいつも利用していたバス停だった。
伊佐市 今村照子(58) 2010/8/25 毎日新聞鹿児島版掲載
深夜の午前0時に近い時刻。人けはなく、ボーッと照らす街灯。見上げる高い高速道路。その土手の下には、深い側溝があって、暗い川底でカエルとも人の泣き声とも聞こえる響き。
あたりの雰囲気に、足がすくむ思いをしながら、バス停への階段を上がって行った。
まさに、ここ。この場所は、親友が、古里に帰ってくるたびごとに、いつもいつも利用していたバス停だった。
伊佐市 今村照子(58) 2010/8/25 毎日新聞鹿児島版掲載
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