夫に電話が。即近くの畑に連絡に行くと、ソバ植えの準備中だ。大声で「電話」と。振り向いて家の方へと急いだ。集落では誰も作らないのに、夢中の夫に違和感を持つ。白いかれんな花が風に揺れる風景は大好きである。でも、収穫は自宅で食べ尽くせないので、知り合いの方に「どうぞ」。米、野菜も自営だから、現在英語教育との両立は苦痛なはず。でも太陽の下での作業は健康に良く、元気が増すらしい。同窓会では「一番若いね」なんて冗談? 心配顔をせず、のんびり症と評価されるが、実際は長男で解決事は山ほど。先頭の指揮を案じる私。
肝付町 鳥取部京子 2017/0/9 毎日新聞鹿児島版掲載
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