妻のこしらえた弁当を愛情弁当と随筆に書いてくれたが、これには「後の話が…」と夫のAさんは話を切り出した。
掲載翌日、妻は突然実家へ。それはいつになく唐突な行動。右手小脇に抱えるバッグに新聞が入っているのをかいま見た。
妻は随筆に書いてあった「小さな弁当箱にこぼれる愛情」のくだりがうれしかったのであろう。きっと母親へ掲載の喜びを伝えに行くに違いないと話す。
その話を聞き、投稿した私はとてもうれしくなった。
奥さんと母親の会話に思いを巡らせ、Aさんをのぞき込むと目をまばたかせ笑顔をくれた。
鹿児島市 鵜家育男(64) 2009/8/1 毎日新聞鹿児島版掲載
掲載翌日、妻は突然実家へ。それはいつになく唐突な行動。右手小脇に抱えるバッグに新聞が入っているのをかいま見た。
妻は随筆に書いてあった「小さな弁当箱にこぼれる愛情」のくだりがうれしかったのであろう。きっと母親へ掲載の喜びを伝えに行くに違いないと話す。
その話を聞き、投稿した私はとてもうれしくなった。
奥さんと母親の会話に思いを巡らせ、Aさんをのぞき込むと目をまばたかせ笑顔をくれた。
鹿児島市 鵜家育男(64) 2009/8/1 毎日新聞鹿児島版掲載
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