オスカー賞を含め、61の映画賞を取った「おくりびと」は、名優・本木雅弘が青年期に、インドのベナレスで体験したことが基になっているという。
私も13年前、かの地で見た光景を忘れることが出来ない。ガンジス川を流れる亡きがらや、遺灰をまく傍らでもく浴をする人々に驚き、死を待つ人の家や ″だび″にも格差があることを知り嘆いた。また異臭─ごみや牛の排せつ物、物乞いをする人たちの体臭、火葬のにおい──にもこの国の縮図を感じた。
ヒンズー教の聖地・ベナレスの夜は、人と宗教とのしがらみを思い、枕を涙で濡らした。
出水市 清田文雄(69) 2009/4/25 毎日新聞鹿児島版掲載
私も13年前、かの地で見た光景を忘れることが出来ない。ガンジス川を流れる亡きがらや、遺灰をまく傍らでもく浴をする人々に驚き、死を待つ人の家や ″だび″にも格差があることを知り嘆いた。また異臭─ごみや牛の排せつ物、物乞いをする人たちの体臭、火葬のにおい──にもこの国の縮図を感じた。
ヒンズー教の聖地・ベナレスの夜は、人と宗教とのしがらみを思い、枕を涙で濡らした。
出水市 清田文雄(69) 2009/4/25 毎日新聞鹿児島版掲載
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