午後3時過ぎ、郵便物投函のため局へ。毎月1回、書林誌と直筆コピー6枚1組に手紙を同封し、兄弟、姉妹、書道生徒さん方に。直筆は自分勉強。本が届いたその夜、楷、行、草、か なを仕上げて、投函のため翌日徒歩で農道を急ぐ。寒風が全身に吹き胸苦しい。 いつまで書けるか、脳と右手に祈る。
帰路、小中学生が元気いっぱいの姿で自宅へと向かいなが ら、私に笑顔の挨拶。「おりこうさんたちね」と返す。中学の兄ちゃんも「さようなら」と。つい先ほどまでこたつに曲がっていた私に爽快さを振りまいてもらい、元気が湧き上がった。
鹿児島県肝付町 鳥取部京子(81) 2021/2/20 毎日新聞鹿児島版掲載
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