ポカポカ陽気に誘われて．．．

　一気に春らしい暖かな日が続いている。サクラの開花は、気象台の予想では４月２７日とのことだが、サクラも大きなあくびをしながら「そろそろ出番かな？」と準備運動を始めているかもしれない．．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　そんなポカポカ陽気に誘われて、函館山に春の花を探しながらの散策を楽しんできた。心配していた山麓の駐車場は、案の定一杯だったがどうにか隅に押し込んで、立待岬に向かう「宮ノ森コース」を歩いた。杉木立の中をウグイスなど小鳥の声を聞きながら、上を見たり下を見ながらと結構楽しめるのだが、カラスの鳴き声には閉口する．．．．．、それがまた沢山いる。

　　　　

　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　　　　　　　　
　それでも、目にした花は多く、こんなに咲いているんだなあ．．．と、カメラを向けるのにも忙しい思いをした。やはり暖かい日が続いたこともあって、花が咲くのが例年より早いようだ。

　　　　　　　　　　　　
　途中、立待岬に向ける道路からの函館市街地。ここから見る市街地も絵になるところで通るたびにカメラに収めている。今日もスッキリとして奇麗に撮れた．．．．、若葉の頃もまた奇麗かもしれない。


　立待岬から谷地頭町に下りて戻ったが、住宅の庭先に咲いていたツバキの花を失礼してカメラで撮らせてもらいました．．．．。

　写真を撮りながらの約３時間のコース。それほど高低差はないはずなのだが、途中息切れもする。そう～か、答えは簡単「運動不足」。山登り仲間に「春の登山が近いぞ。」といわれているので、迷惑をかけないようにトレーニングをしないと．．．．．。
　それにしても、久し振りに目の保養といい汗をかいた一日だった．．．．．。

春色の輝き．．．クロッカス満開

　今週は暖かな日が続き、今日も最高気温は今年一番で14.3℃、花見の頃の気温だそうだ。サクラの花の開花予想が発表され、函館は４月27日だという。来週も暖かい日が続くというので、もっと早く咲きそうな気がするが．．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この暖かさに誘われて、杉並町の遺愛学院の敷地内に建つ旧宣教師館周辺に咲くクロッカスの花が満開と聞き見学してきた。そのとおり、敷地内をクロッカスの群生が春色の輝きを見せている．．．．。


　クロッカスはアヤメ科の多年草で、春を告げる花として親しまれている。10cmの背丈に白や紫の可憐な花を咲かせ、柔らかい日差しを浴びて美しさを増した花びらがそよぐ風に揺れ、見ているだけで心を和ませてくれる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　遺愛学院の旧宣教師館は1908年（明治41年）の建築で、国の重要文化財にも指定されており、その白壁から通称「ホワイトハウス」とも呼ばれている。クロッカスの花は、ホワイトハウスを華やかな雰囲気に包んでいる。


　今回が初めての訪問だったが、正面の警備の方にどう説明して入れてもらおうかと躊躇しながら入ると、「ごゆっくりどうぞ。」と笑顔で応対、また、クロッカスも笑顔で迎えてくれた。花は、今週一杯が見頃だと思う。


　ところで、午前中に森町から八雲町へ所用で車を走らせた。ポカポカ陽気で快適なドライブを楽しめるのだが、今は「春の交通安全運動」展開中、パトカーも多く見られスピードはもちろん脇見運転も厳禁。運転に気を配りながらの３時間．．．。でも、まずは安全運転に心がけて．．．．．。
　途中、駒ヶ岳と対面．．．．、雪解けも進み岩肌が大きく見えるようになった。駒ヶ岳も冬のベールを抜き捨て、春の装いに変身中．．．．。

早春の夜明け．．．．大沼

　今日の函館の天気予報は、朝から「お日様」マークの晴れ、久し振りに大沼の朝焼けをカメラにと早起きをして車を走らせた。この時期、朝の寒さもさほどこたえなくなったが、一方、日の出が早まるばかりで、実はこれも大変だ。ちなみに、今朝の函館の日の出は午前5時11分．．．。


　トンネルを抜け空を見上げると紺碧の空に駒ヶ岳が聳え立ち素晴らしい光景を見せている。日の出の時間を気にしながらも、これもカメラに収めないと、急停車．．．．．。
　　　　　
　どうにか、大沼湖畔の日の出には間に合ったものの、辺りは既に明るくなりつつある。平日にもかかわらず、すでに７～８人のカメラマンが三脚を立て一心にシャッターを押し続けている。やっぱり、ちょっと遅かったのかな．．．．．．．．。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　太陽が山並みから顔を出し始めると、水鳥たちの動きも激しくなる。そして、湖面には陽が眩しく映り込み、鳥たちは陽の光を追うように泳ぎだす。それも束の間、太陽は一気に空に浮かぶ．．．．。
　　　　　　　　
　そんなざわめきもほんの一時、その後は何事もなかったかの如く、駒ヶ岳は朝日に輝き湖面に映り込み、いつもの大沼に戻っていた．．．．．．。早起きは辛いが、この大沼での短い時間の移り変わりはいつも感動を与えてくれる。これもここに足を運んでこそ感じるものなので、これからも頑張って早起きをしようかなあ～．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところで、駒ヶ岳を撮影中、足元に霜を被った「フキノトウ」が顔を見せていた。この位のものが食用として美味しいとのことだが、どうも口には入らない。昔、田舎にいた頃は“ばんけ”と呼んでいたと記憶しているのだが．．．．。

今日のランチは「お得セット」

　先週末から４泊５日で“山陰・山陽の旅”のツアーに乗ってきた（後日ＵＰ）。サクラの花は、山陰地方は咲き始め、山陽地方は満開と一足お先にお花見を楽しめた。しかし、サクラが咲いている割には気温が低く、伊丹空港に着いたとき「北海道より寒いべあ．．．。」の声が出るほどだった。
　一転、今日の函館は今年一番の最高気温で13.9℃で４月下旬並の暖かさ、この気温ならサクラの開花が早いかも．．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　４月に入り新年度が始まり、情報交換を兼ねての昼食会も新年度第１回目。今回は、夜の宴会では度々お邪魔する和食料理の店。旬の素材を活かした山海の幸を提供してくれ、店内の雰囲気も味わいがあって落ち着けるところだが、ランチでの訪問は初めてだ。


　ランチのメニューも色とりどり。レディース御膳は女性客がターゲットなのだろう、この日もあちこちから女性の声が聞こえる。で、注文は？「お得セット」に目が行った、「かれいのあんかけ、揚げ出し豆腐、しょうが焼き、煮物、昼からこんなに食べられないよ．．．。」、すると、仲居さんが「その中から１点です。」、納得。
　結局、「かれいのあんかけ」を注文。カレイは少し小さめだったが、からっと揚げられ上に熱々のあんかけが添えられ旨い。刺身、小鉢、茶碗蒸し、デザートにコーヒーも付き、個室でゆったりとした時間を過ごさせてもらった。もちろん、ランチは「すげえ～、ボリューム」といいながらも、きっちりと完食．．．．。

　情報交換では、新年度に向かって参考になる数々の情報を聞かせて貰った。ところで来月は．．．．、楽しみですね．．．．。