香雪園の園亭は、明治末期に函館の呉服商 岩船家によって建てられた数寄屋造りの別荘で、函館市が3年がかりで当時の姿を忠実に再現し、今年の4月に完成した。内部を一度じっくり見学したいと思い、出かけてみた。
「見晴公園の庭園部分は、平成13年8月に文化財保護法に基づき『旧岩船氏庭園(香雪園)』の名で『名勝』指定を受け、北海道唯一の国指定の文化財庭園になりました。作庭当時に建築された園亭は、希有な風景式庭園である本庭園の中心地区に位置し、景色を構成する主たる要素として重要であるため修理にあたっては、古写真等の史資料を根拠に往時の姿を復元しました。」(園亭のパンフレットから)
お茶の道具もそろっている室内。園亭は、4月から11月まで無料で見学ができるほか、有料(1日750円)だが茶会や句会などでも利用でるそうだ。
園亭の中から見た前庭。ちょっと紅葉はピークを過ぎたが、趣を感じさせられる一時を過ごすことができた。
水が張られている前庭。「前面の庭園部分についても、遺構の発掘調査を行い当時の石材の据え付け状況を確認し、それを根拠に移動した石の修復工事を行いました。」(園亭のパンフレットから)
この復元に約7千6百万円の費用をかけたそうだ。しかし、内部を一回りしながら前庭を眺めると明治の薫りを感じながら風情を味わうことができ、決して高くないと思い帰ってきた。
おまけ 香雪園ではまだ紅葉が楽しめる。入り口正面やカエデ通りはほぼ落葉したが、奥の方はまだ大丈夫。週末は、あまり天気が良くなさそうなので......。
「見晴公園の庭園部分は、平成13年8月に文化財保護法に基づき『旧岩船氏庭園(香雪園)』の名で『名勝』指定を受け、北海道唯一の国指定の文化財庭園になりました。作庭当時に建築された園亭は、希有な風景式庭園である本庭園の中心地区に位置し、景色を構成する主たる要素として重要であるため修理にあたっては、古写真等の史資料を根拠に往時の姿を復元しました。」(園亭のパンフレットから)
お茶の道具もそろっている室内。園亭は、4月から11月まで無料で見学ができるほか、有料(1日750円)だが茶会や句会などでも利用でるそうだ。
園亭の中から見た前庭。ちょっと紅葉はピークを過ぎたが、趣を感じさせられる一時を過ごすことができた。
水が張られている前庭。「前面の庭園部分についても、遺構の発掘調査を行い当時の石材の据え付け状況を確認し、それを根拠に移動した石の修復工事を行いました。」(園亭のパンフレットから)
この復元に約7千6百万円の費用をかけたそうだ。しかし、内部を一回りしながら前庭を眺めると明治の薫りを感じながら風情を味わうことができ、決して高くないと思い帰ってきた。
おまけ 香雪園ではまだ紅葉が楽しめる。入り口正面やカエデ通りはほぼ落葉したが、奥の方はまだ大丈夫。週末は、あまり天気が良くなさそうなので......。
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