今日のランチは、住宅街の一角にある“ビストロ”でノンビリと．．．

　友人との情報交換を兼ねての月に一度の昼食会．．．。集まるたびに「一月経つの、早いなあ～」と顔を見合わせる。確かに今年のカレンダーも残り１枚、友人の一人から「来年のカレンダー．．．」と渡されると、一月どころか早１年が過ぎてしまったいうのが実感．．．。何かに背中を押されながら、毎日毎日、月日と競争しているのかも知れない．．．。

　　　　　　
　そんな話をしながら今回案内してもらった処は、本町の繁華街のはずれ？いや住宅街の一角にあるこぢんまりとした“ビストロ”．．．。背中合わせにある隣のレストランは知っていたがここは初めて、訪ねるとこの“ビストロ”は「もう７年にもなるんですよ．．．」だって．．．、気がつかなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　早速メニューを眺めながら「お勧めは？．．．」と訪ねると、「ランチは料金別に青、白、赤にトリコロールの４種類のコース料理．．．」、なるほどフランスの三色旗を捩っているんだなあ．．．。顔を見ながら「（お客さん達なら）パンもお代わりが出来ますので、青で十分かと．．．」との説明、肉と魚を選択できるが「それじゃ魚料理で．．．」とオーダー．．．。

　　　　　
　早速、スープとサラダが運ばれてくる．．．。「スープは、赤カブと紫キャベツ．．．」と丁寧に説明してくれるのだが、馬の耳になんとかで頭に残らない．．．。しかし、スープはほどよい熱さに濃厚で美味しく、サラダもシャキッとした葉ものにドレッシングがピッタリ．．．。パンは自家製で小さいながらもお代わりが出来るとあって、３個も口に運ぶ．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　「メインの一皿」は、知内産のスズキ．．．。知内でスズキという魚が捕れることも知らなかったが、この“ビストロ”では魚や肉、野菜など出来るだけ道南の食材を使っているそうだ。それにしても、ブルーブランソースを絡めてのスズキは旨い．．．。

　
　デザートとドリンク（紅茶をお願いした）．．．。これも丁寧にひとつひとつ説明してくれたんだけど．．．。先客が２，３人いたがほどなく去り我々だけの貸し切りに．．．。店内はテーブルが５卓程度とこぢんまりしているが、小綺麗でセンスも良く落ち着ける．．．。そんなこともあってノンビリさせてもらったが、友人の一人が「３時から会議が待ってるさ．．．」の声で腰を上げた．．．。

　帰り際「次回は、年明けだね．．．」と別れたが、ということは今日が「ランチの忘年会」だったんだ．．．。一年間、いろんな情報をもらい、また、いろんなレストランに案内してもらい友人達に感謝、感謝．．．。

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