五稜郭タワー“ブルー”に染まる．．．世界自閉症啓発デー

　好天が続く函館．．．。今日も最高気温は13.8℃と平年を大きく上回り、春本番を思わせる。庭の植木の冬囲いはどうにか終えたものの、車のタイヤ交換が待っている．．．。「まだまだ安心できない．．．。」と怠けていたが、もう大丈夫だろう．．．。早めに取り替えてやろう．．．。

　
　夕方、夕陽を眺めながらウォーキングと五稜郭公園へ．．．。夕陽は霞に邪魔され残念ながら期待どおりにはなってくれない。それでも公園のお堀を赤く染め、散策している市民や観光客のみなさんも二の橋の上からカメラをかざしている．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　美術館前で青いジャンパーを着た一団の集まり、何かのイベント？．．．。訪ねると「世界自閉症啓発デーで、五稜郭タワーを“ブルー”でライトアップをする点灯式なんです。」とのこと。今日、４月２日は国連で定めた「世界自閉症啓発デー」で、今日から８日までを発達障害啓発週間として全国各地でシンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動が行われているそうだ。

　
　点灯式には大勢の市民や関係者が集まり、午後６時３０分カウントダウンで五稜郭タワーがシンボルカラーの“ブルー”に染まり輝く．．．。このライトアップは、東京タワーや札幌時計台や横浜マリンタワー、大阪の通天閣など全国の８０を超える施設が参加、癒やしや希望をたたえた“ブルー”に「自閉症に理解を」との願いが込められているとのこと．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ただ、係の方の話では「五稜郭タワーのライトにフィルターをかけるんだけど、光熱で長時間は難しく３０分限りなんです．．．。来年は何とか長時間出来るように頑張りたい．．．。」と話してくれた。毎年１０月に「乳がん撲滅強化月間」で五稜郭タワーがピンクに染まるが、今回のこの活動は知らなかった．．．。認識を新たに、誰もが幸せに暮らすことの出来る社会の実現に、出来ることから協力しなければ．．．。


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