“はこだて・冬・アート展”．．．

　函館に大雪を降らせた低気圧が台風並みに発達しながら北上、オホーツク海に停滞して道内は暴風雪の荒天が続き学校の休校や交通機関にも乱れがでている。今日の函館は時折先が見えなくなるほどの吹雪きが吹き荒れ、この天気は週末も続くという．．．。

　　
　五稜郭公園そばにある函館市芸術ホールで開催中の“はこだて・冬・アート展”．．．。顔見知りのアマチュアカメラマンも出品したと聞き、晴れ間を見ながら芸術ホールに足を運んだ．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　“はこだて・冬・アート展”は、函館市をはじめ道南で活動するプロやアマチュアの作品を広く募集して毎年開かれているもので、今年は14回目を数えるという．．．。応募作品は絵画や書、工芸、彫刻、写真などと幅広く、170点余りが並べられている．．．。絵画は油彩、水彩画が目立ち、身近な風景や静物などを多彩な色合いで描かれた力作が展示され、大胆な筆遣いの作品が並ぶ書は高校生の出品が多いそうだ。

　
　写真は16名の方々が出品、どれも一瞬を切り取った素晴らしい作品ばかり．．．。構図、色合い、タイトルなど参考になるものばかりで、展示されている写真の前でその見事さに唸ってしまう．．．。ちなみに、この展示会は９日(日)午後５時までで、最終日の９日は午後１時30分から陶芸の実演も行われるとのこと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところで、五稜郭公園は？．．．。先週の暖かさで堀の氷が一部黒ずんでいたのだが、すっかり元に戻って堀は真っ白．．．。この寒さにツアーの観光客の皆さんは、ガイドさんの案内をコートの襟を立て足早に歩きながら聞いている感じ．．．。それでも、時折の晴れ間に見える五稜郭タワーの姿は春めいているようにも見えるんだけど．．．。

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