JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

幻想的な“けあらし”...

2011-01-28 21:39:45 | 銭亀沢・戸井・恵山
 昨日、戸井の海岸で「四角い太陽」を撮影し興奮冷めやらぬ状況での帰り道、小雪がちらついていた天気も汐首岬を交わすと青空に...。この小さな岬でも天気を大きく変えることに驚きながらの運転、しかも銭亀沢石崎漁港付近に入ると今度は“けあらし”が...。

 
 石崎漁港から東の汐首岬を望むと津軽海峡に立ち込めた“けあらし”は朝日に照らされ赤く燃えるように広がっている...。ここにウニ捕りの船でもいたら「四角い太陽」の時と同じように興奮したかも、と思いながらシャッターを押し続けた...。

                            
 けあらしは、「上空の寒気と放射冷却によって冷やされた陸地の大気が海面になだれ込み、海水によって温められて水蒸気が立ち上がる現象」で、一般的には気温が氷点下15℃以下、海水温との差が15℃以上で発生しやすいとのこと。今日の函館の最低気温は-9℃...、ということは海水温が高いということなのかなあ...。だだ、陽が高くなるにつれて“けあらし”沖の方に向かって流れていく...。

 
 と、“けあらし”の中から漁船が2隻港に戻ってくる...。いきなり現れたので驚いたが漁船の舳先に漁師の方が立ち進行方向の障害物をを確認しているようだ。それにしてもこの光景は幻想的...。
                            
 以前、この港で漁師の方から「“けあらし”みてんだば、ここが一番だでい...、汐泊(川)の水が冷ゃっこいしけ、大抵かかるんだわ...。」と教えてくれた。漁師の方が話してくれたとおりで“けあらし”なら石崎漁港に限る...。間もなく“けあらし”は沖へと流れていき朝日に輝く函館山が顔を出し始めた...。

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コメント
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