JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

戸井の海岸に“四角い太陽”が...

2011-01-27 20:38:30 | 銭亀沢・戸井・恵山
 昨夜テレビで天気予報を見ていると「晴れマーク」は明日だけそれも午前中、その後は1週間「雪マーク」...。一度水平線から昇る太陽を見てみたいと常々思っていただけに「天気予報はあてにならないが、明日よりないかも...。」と、今朝少し早起きをして戸井の海岸へ車を走らせた...。

 
 上空には下弦の月が煌々と輝いているのだが、先日と同じように太陽の昇る東の水平線には黒い雲が横たわっている。今回も駄目かも知れない...、と諦めながらもわずかに見える水平線に日の出まで20分、雲が切れるのをひたすら願いながら待った。

                          
 午前6時54分、日の出...、オレンジ色に輝く太陽が卵形をした火の玉のように昇ってきた。「おっ!!水平線から昇る太陽が見られた...。」と感動しながらも、「期待しているのはまん丸で大きいやつなんだよなあ...。」

 
 ところが、次の瞬間太陽はフニャフニャとこんにゃくでも潰したようにしっかりとした「四角」に形を変えた。「えっ!!四角い太陽だ!!...。」、少し興奮してしまい、どこにピントを合わせればいいのか、露出はどうすればいいのか...、もうパニック。ただただ、初めて目の前に現れた太陽を眺めているだけ...。

                         
 「四角い太陽」は根室地方など北海道の東部で厳寒期によく見られるという話を聞き、中標津の友人に「一度見てみたいよね。」といったことがあるが、「寒さを覚悟してくれば見られる。」といわれていた。今度あったときに函館でも見られたことを自慢してやろうっと...。この「四角い太陽」は気温と海水温の温度差による生ずる蜃気楼現象とのことで、ちなみに海岸での車の車外温度計は-6℃を指していた...。写真は500mm望遠レンズで撮影。

 
 過去にやはり戸井の海岸で「だるま型」で昇る太陽を見たことがある。その時も「ダメもとでも歩かなきゃ巡り会えない。」ことを教わったが、今回も半ば諦めていただけにその感動は計り知れない...。
                          
 やがて陽光は水平線の上にかかる黒い雲に姿を消してしまったが、その間わずか4,5分の出来事、その後海岸には小雪がちらつき始めた...。写真はピントも露出もピリッとしない物ばかりだが、次の機会のために少し勉強をしておこうかな...。それにしても今朝は、年甲斐もなく興奮してしまった...。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする